内容説明
落ちこぼれ妊婦の痛快な反撃。妊婦さんって言われてもわたしは“私”なのに。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カナティ
48
初読みの作家さん。直球的なタイトルとこの何とも言えない表紙に惹かれて手に取ってみました。兄弟ユニット作家とのことですが、とても男性たちが書いたとは思えないほどリアルな妊娠事情が描かれていて、共感とまではいきませんが、「うんうん」と肯ける場面が多かったです。もう1つの短編も不思議な読後感でした。デビュー作も読んでみたいです。2013/09/08
風里
40
本当に男性が書いたのだろうかと疑いたくなるくらい上手い。 妊婦の、というより女性独特のどす黒さがリアル。 でも何が言いたかったのかはよくわからなかった。2013/11/13
月子
37
ちょうど今妊婦なので楽しめるかなと思い読んでみましたが、そうゆう内容じゃありませんでした(^_^;)すこーしは気持ちが分かる所もあったけど、周りへの恨み言ばかりで、旦那さんも全然悪い人じゃないのに可哀想でした…。大森兄弟さんは地元が近いし応援したいけど、「犬はいつも足元にいて」も自分の好きな作風ではなかったので、相性がよくないのかもしれません(´ヘ`;)2013/11/21
まったん
25
やっぱり大森兄弟の文体はリアルでいちいち不気味。けどこの世界観好きだなあ。表紙のイラストは可愛いけど、ゆり子は考え癖の強いダーク妊婦。ホルモンバランスなどの影響もあると思うので、同じ女性としてゆり子を否定する気にはなれない。その旦那は傍目からすると明るく優しく気の利く夫だけど、妻目線からはズレてて言動が気色悪い。優しさの押し売りだ。そして大して仲良くもないあの子からの手紙も案の定…。みんな考えを一方的に相手に押し付け過ぎ。ゆり子はどんなお母さんになるんだろう?《ベランダ渡り》男の子の声 聞いてみたいな。2014/02/02
takukeimama
23
理想ばっかな旦那ではいやになってくるが、この主人公は旦那のどこが良くて結婚したのか疑問。自分の妊娠中はあまり負の感情がなかったので、主人公の気持ちかがあまりわからなかった。2013/10/29