内容説明
連日連夜の猛爆に曝された、東京の空の下、家族の葛藤と、スパイ容疑の恐怖と闘いながら、空襲の記録を文化遺産として書き残した、唯一のドキュメンタリー。帰り着いた者の眼に映ったものは?戦争文学の記念碑的傑作。
著者等紹介
一色次郎[イッシキジロウ]
1916年、鹿児島県生まれ。作家。本名・大屋典一。「冬の旅」「孤雁」で直木賞候補。「青幻記」で太宰治賞受賞。時代小説、歴史小説、戦争小説、児童小説でも活躍した。1988年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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