内容説明
「本物の森」が、地球を救う!アマゾン、ケニヤ、モンゴル…。80歳を超えた今も世界中を駆け巡る著者が、訴え続けてきたこと。
目次
序章 森づくりは人づくり
第1章 木は自然に、人は人によって育てられる
第2章 多様な環境のもとでこそ、人も植物も育つ
第3章 人にも木にも、自分を活かす場がある
第4章 足し算の思考で、積極的に未来を拓く
第5章 問題解決への糸口を自然は発信している
第6章 大地には木を、心には夢と希望を植えよう
著者等紹介
宮脇昭[ミヤワキアキラ]
1928年、岡山県生まれ。理学博士。広島文理科大学生物学科卒業、ドイツ国立植生図研究所研究員となる。横浜国立大学教授、国際生態学会会長などを経て、横浜国立大学名誉教授、(財)地球環境戦略研究機関国際生態学センター長。(財)横浜市緑の協会特別顧問。世界各地で植樹を推進する現場主義の植物生態学者として、これまで国内外1700か所以上で植樹指導し、4000万本以上の木を植えている。1991年・朝日賞、1992年・紫綬褒章、1995年・ドイツ・チュクセン章、2000年・勲二等瑞宝章、2006年・ブループラネット賞(地球環境国際賞)ほかを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
2
ふむ2021/04/20
みさどん
2
ラジオで話を聞いて手に取った本。海をきれいにするには森からというのも今は理解されている話だが、遥か以前から活動されている。海外の先駆者に知識を請い、その後は精力的に日本を動き回られている姿が素晴らしい。環境を守っていかないと、次のその次の世代が幸せに生きていける世界にはならないと思う。省エネやごみ分別などの小さな活動からも大切だと思うのに、夏はどこもかしこもクーラーという実態が悲しい。木を大きくして林や森にするには、長いスパンで考えていかなくてはならない。スケールが大きい人にしかできないことだと思う。2014/07/06
たぬき
1
学者やなぁ2014/03/11
まっちゃん
1
良い本でした。2012/08/10
Takeshi Fukuda
0
テレビで拝見したことあった人。なかなか良い方でした。 本の内容も、木と森と人間をリンクさせて、長期スパンで物事を考えていく。 参考になりました。2013/07/08