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出版社内容情報
「この夕張で生きていきたい――」2010年3月廃校となる北海道夕張市立緑陽中学校。その最後の卒業生たちをモデルに、悩み、悲しみと未来へ羽ばたこうとする若い力を描いた感動小説。
内容説明
中学校閉校を目前にし、最後の卒業生となった北海道・夕張の中学三年生たち。実在の学校をモデルに、悩み考え、たくましく生きていこうとする若い力を描いたさわやかな物語。
著者等紹介
本田有明[ホンダアリアケ]
作家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみねこ
71
図書館の書棚で見かけて手に。財政破綻した夕張で、暗いニュースが頻繁に流れるその時期、来年閉校になる中学校の3年生たちは?実在の学校をモデルに中学生たちの悩みや成長を描いた1冊。2020/08/20
糜竺(びじく)
21
財政破綻した夕張市の閉校する中学の卒業生たちのお話。夕張の状況など、小説を通して何となく分かった。2023/12/24
いっちょめ
6
財政破綻した夕張、五年前の夕張市内の統合される前の中3の実際の話。悪い例として自分の地元がニュースになる気持ちはよくわかる。今この子達がどうなっているのか興味ある。2016/04/17
nitori
5
物語としては拙い雰囲気もあるけれど、後書きにあるように現実をベースにしてそこから受け取った印象で登場人物をフィクションとして加えたという説明がすんなり受け入れられる。読メでは評判いまいち?ですが私はとてもよかったと思います。1人のキャラクターに寄り過ぎてない所が良くて、ペストの感想ではないけれど1つの事実に対して立場により意見が異なるというのがこの本の中にキチンと描かれている。そして中学生という立場に合わせてその立場の違いは際立ち過ぎないようにふんわりと描かれている。こどもに読ませたい!2019/08/22
takaC
4
素材は良い筈なのに、作家が酷くて、中学生たちがかわいそう。2010/05/04