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小説 新井白石―幕政改革の鬼

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309019604
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

徳川六、七代将軍の政治顧問であった白石は、綱吉の元禄バブル経済の反動を立て直すため、果断な幕政改革を余儀なくされる。改革を断行する学者政治家の苦悩と本領の生涯。

内容説明

幕政改革を断行した学者・武士の本懐。元禄時代の経済崩壊を立て直すべく、貨幣の正常化政策など「正徳の治」と呼ばれる徳川幕府最初の政治・財政改革をまっすぐに断行した儒者政治家の苦心と決意の生涯を描く。

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年、東京生まれ。作家。東京都庁職員時代は、知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆーご

1
新井白石という名は歴史の教科書でしか聞いたことがなかった人物であったが、様々な苦難を受けていた人物であることが印象的であった。どの時代でも同じなのかもしれないが今までにないことをしようとしたり、慣例とは違うことをしようとすると孤立したり、嫌われたり、いじめられたりするもので、それでもやりたいという強い意志がある人物というのは大きなインパクトを残しますね。ただ新井白石が学者であるにもかかわらず論理理論だけにとらわれることなくしっかり実践していくことを怠らなかった点は特筆すべきだと感じた。2013/01/20

こじりん

0
新井白石の考え方、間部あきふさ、吉宗との関係が理解できた。凄く解りやすい文章で、一気に読めた。2017/07/24

偽バッジョ

0
新井白石という名前と行った政策は教科書で読んだが、この本によって、そこに血と意思を吹き込んで活きた人物像にしてもらった。暗い感情うずまく江戸城の中で改革を行う難しさ、陰湿さがよく表れていた。読んでて、あれ?これ前にも読んだぞ、って表現が何回かでてきたが、それは月刊誌での連載をまとめたからだった。2015/05/25

はる

0
面白い。新井白石は名前だけは知っていたが、けっこう苦労した人とは知りませんでした。2015/05/08

助作

0
名前だけは知っているという人物。それに血肉をつけてもらうのを期待して読みました。2014/09/14

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