カルテット!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309019567
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「そこにぼくの音楽があるんです!」家族、初恋、音楽……。心温まる、涙と感動の青春&家族小説! デビュー作『Little DJ――小さな恋の物語』がベストセラーとなった著者の待望の第2弾。

内容説明

「そこにぼくの音楽があるんです!」家族、初恋、音楽…。心温まる涙と感動の青春&家族物語。

著者等紹介

鬼塚忠[オニツカタダシ]
1965年鹿児島市生まれ。大学在学中から世界放浪の旅を始め、40ヵ国を巡り、世界各地で働く。帰国後、海外の本を日本に紹介する仕事を数年経験した後、独立。著書に『海峡を渡るバイオリン』(陳昌鉉、岡山徹と共著/河出書房新社・2004年11月、テレビドラマ化(文化庁芸術祭優秀賞受賞))などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mint☆

106
失業中の父。反抗期の姉。離婚を考えている母。バラバラだった家族を団結させたいと奮闘する弟の開。家族でカルテットを組み、音楽を通じて少しずつまとまっていく様子を描く。設定は面白いのに色々と無理があってイマイチ入り込めない。とてももったいない。でも家族で演奏するって憧れます。2020/04/16

takaC

79
ストーリーはさておき、かなり読みにくい本だったのが残念。2013/04/11

nyanco

64
あまりにも開が、出来過ぎで…、もっと音楽への苦悩とか挫折とか、期待される辛さだとか、自分だけが高額なレッスンを受けていることが家族に負担をかけているのでは…なんて辺りを書きこんで欲しかった。リストラされ、再就職も見つからず、妻に三行半を突き付けられた父や、ふがいない夫や破天荒な娘に対する母の想い…などなど、描かれていないことが多すぎ。表面をさらっと撫でただけで、何ともありがちな経過と結末にガッカリ…。音楽がテーマなのに行間から音楽が溢れだしてこないのが実に残念。2010/06/02

ちはや@灯れ松明の火

48
形を持つものは大抵いつかは壊れる、それは家族関係も例外じゃない。優しいけれど頼りない父、現実的で愚痴っぽい母、奔放で自己中な姉。親の失職に子の問題行動、夫婦の離婚危機とお決まりの一家崩壊コースへのなだれ込みを阻止しようと少年が案じた一計は家族カルテットの結成。誰より近しい関係だからこそ溜まりまくった不満や苛立ちの不協和音は、互いの『音』を聞こうとしなかった日々への後悔を経て調和へと向かう。重なり響き合う4つの異なる音、一度ならず見失いかけた家族の絆。壊れない、壊させやしない、大切なもの。2010/04/14

よむよむ

37
『船に乗れ!』とまではいかなくても、もう少し骨太な音楽物語を期待していたので、あらら~な展開に残念な感じがしてしまいました。読みやすいけれど、納得のいかない部分が多かったです。2012/02/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/550969
  • ご注意事項