時間のかかる読書―横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309019444
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

これはいったい、どんな種類の冗談なんだ?――わずか1時間ほどで読み終わる短篇小説を、11年余の時間を費やして読み解きながら、「読むことの停滞」を味わいつくす文学エッセイ。

内容説明

わずか1時間ほどで読み終わる短篇小説を、11年余の歳月を費やして読み解きながら、「読むことの停滞」を味わう文学エッセイ。

目次

『機械』横光利一
時間のかかる読書(一九九七年四月~二〇〇八年六月)

著者等紹介

宮沢章夫[ミヤザワアキオ]
劇作家、演出家、小説家。遊園地再生事業団主宰。早稲田大学文化構想学部表象・メディア論系教授。1956年12月9日、静岡県生まれ。多摩美術大学中退。80年代より舞台活動をはじめ、1990年から作品ごとに俳優を集めて上演する「遊園地再生事業団」を主宰。1992年上演の『ヒネミ』が第37回・岸田國士戯曲賞を受賞。活動の中心を演劇にシフトさせながらも、その後もさまざまな分野で活躍し、数多くのエッセイ、小説、評論などを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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