小説 尾形亀之助―窮死詩人伝

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309018386
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

19世紀最後の年に東北の片田舎の大造り酒屋に生まれ、東京でアヴァンギャルド美術・詩作運動の潮流にもまれ、尾羽打ち枯らして帰郷。自我を捨て、あまりに作為のない奇妙な詩をめざし、詩集『障子のある家』を遺して太平洋戦争のさなかに衰滅死した、ある放蕩無頼な詩人の評伝小説。

著者等紹介

正津勉[ショウズベン]
1945年、福井県生まれ。詩人。72年に詩集『惨事』で詩壇にデビュー。自虐的かつ暴力的な詩的言語で注目をあび、以後、70年代詩人のひとりとして活発な詩作活動を展開。ナイーブで鋭敏な感性は『エヴァ』『死ノ歌』など極度に研磨された「青春詩」に結実(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yoyogi kazuo

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面白かった。ネタ本である秋元潔の「評伝尾形亀之助」や研究誌を読むのが困難なので、尾形の生涯について詳しいことを知るにはこの本が一番であろう。2023/06/10

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