内容説明
ゴルビー、ロン康、若王子誘拐犯、円高ドル安、売上税、国鉄…バブル経済突入期の、黄金の昭和の終わりの季節、観察の達人赤瀬川原平は時代・世相をこんなふうに記録した。現代との、断続と接続の記録のすべて。
目次
残暑お見舞いのスピードアップ
原はスイッチヒッターになれ
人類のニセ札願望は根強い
大統領の腹の中を案じる
レイキャビクの秀吉と利休
セとパの間に置かれた鏡
広島航空なんてどうか
管理社会の応援団がいる
日本の飯の八割は炊いたまま捨てられる
疑惑人落合博満の逮捕される日〔ほか〕
著者等紹介
赤瀬川原平[アカセガワゲンペイ]
1937年、横浜市生まれ。画家、エッセイスト、作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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