理解という名の愛がほしい―おとなの小論文教室。〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309017457
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「ほぼ日」コラム「おとなの小論文教室。」から第2弾。人とどうつながっていくか。孤独の哀しみをのり越えて、ひらき、出逢い、心で通じ合う、自分にうそをつかないで人とつながる、勇気のレッスン。

内容説明

孤独の哀しみをのり越えて、ひらき、出逢い、心で通じ合う、自分にうそをつかないで、人とつながる、勇気のレッスン。

目次

第1章 連鎖(連鎖;生きる実感;「おわび」の時間;続「おわび」の時間;「通じ合う」という問題解決;正直のレベルをあげる;理解の言葉を伝えて;哀しいうそ;「お願い」の肝;ブレイクスルーの思考法)
第2章 本当のことが言えてますか?(毒;話をしていておもしろい人;なぜか饒舌になるとき;声に宿るもの;ゴールから架かる橋;もっと抽象度の高いところで人は選ぶ)
第3章 人とつながる力(表現者の味方;スランプをのり切る―表現者の味方2;言えなかった「ひと言」;連鎖2 母の哀しみ;コンテンツLOVE―連鎖3;再会―連鎖4;「おとな」というシステ―連鎖5;独立感覚)

著者等紹介

山田ズーニー[ヤマダズーニー]
岡山県生まれ。1984年地元岡山でベネッセコーポレーション入社後、進研ゼミ小論文編集長として高校生の「考える力・書く力」の育成に尽力する。1995年、勤めていた部署が東京に移管になったため上京。2000年志あって16年近く勤めた会社を辞め、独立への道を模索し始める。同年5月『ほぼ日刊イトイ新聞』にコラム「おとなの小論文教室。」連載スタート。2001年11月それまでの文章教育の集大成ともいえる『伝わる・揺さぶる!文章を書く』(PHP新書)を出版。以降、執筆、講演、編集者・ライターの育成など、文章表現教育を幅広く行うようになる。2003年『あなたの話はなぜ「通じない」のか』(筑摩書房)出版。活動を文章教育からコミュニケーションへと広げ、大学のコミュニケーション論、企業研修、就職活動中の若者のコミュニケーションサポート、全国各地でのワークショップなど、多数行うようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れんこ

14
初めて読む山田ズーニーさんの本。言葉で伝えることの大切さを改めてもっと真剣に考えなくては、と思った。他の本も読みたい。2015/03/10

琴音

11
言葉を紡ぐ道のりは容易くない。この人は私の言葉を受け取ってくれるかしら、とおそるおそる距離を探ってみたり。傷ついた言葉に恐れてもう近づきたくないと閉じこもる時があれば、傷つけた言葉を思い返して凹む時もある。…でも、表現するってすっごい価値があるんだよ、と背中を優しく撫でてくれるような、そんな一冊でした。巻頭コラム『連鎖』は、よく目に出来るようなエピソードではあるけれど、でもやっぱり読む度に意識をぴっと伸ばされる気がしました。自分の言動は、世界に連なるその一部。2012/03/25

maimai

10
人が怒るときは自分が気にしていることを相手が言ったり、相手を支配し自分の言うことを聞かせようとするときだそうです。このように相手がなぜそのような感情になったかを考えることによりその人に対する理解が深まり、自分が受けるストレスも減るそうです。相手のことを思いやるにはまず相手に対する理解からですね。2015/06/04

とまと

8
おもしろかった!自分の人生を納得して生きたいという人におすすめ。借り物の知識を披露するのではなく、一所懸命ひたすら自分の頭で考え抜いて紡いだ言葉は人を動かす力を持っている。読みながら、じゃあ私はどうか?と考えるのがすごくおもしろかった。山田ズーニーの本を読むと自分がどう生きたいかが見えてくる。出会えて本当に良かった。2016/04/30

さとまゆ

7
人生に迷い悩んでいた最中に、ほぼ日での連載を読んでいた。つい先日、ほぼ日連載1000回を達成されていて思わず感想メールを送った。なんとその1000回記念プレゼントでこの本の文庫版が当選。15年の月日を経て、私の元に来てくれた。2006/08/01

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