愛国百人一首

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愛国百人一首

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309017112
  • NDC分類 911.104
  • Cコード C0092

内容説明

万葉集、防人歌、元寇時の歌、南朝の悲歌、国学者の歌、尽忠報国の歌、尊攘志士の憂国の歌…。歌人・川田順が昭和十六年に編んだ、この国を想う名歌のアンソロジー。日本人の心の歴史の金字塔。

目次

大葉子―韓国の城の上に立ちて大葉子は領巾振らすも日本へ向きて
柿本人麻呂―大君は神にしませば天雲の雷の上に廬せるかも
小野老―青丹よし奈良の京は咲く花の匂ふが如く今さかりなり
笠金村―もののふの臣の壮士は大君の任のまにまに聞くといふものぞ
大伴旅人―八隅知わが大君の御食国は大和もここも同じとぞ思ふ
高橋虫麻呂―千万の軍なりとも言挙げせずとりて来ぬべきをのことぞ思ふ
海犬養岡麻呂―み民われ生けるしるしあり天地の栄ゆる時にあへらく思へば
雪宅麻呂―大君のみことかしこみ大船の行きのまにまに宿りするかも
橘諸兄―ふる雪の白髪までに大君に仕へまつればたふとくもあるか
大伴家持―敷島の日本の国にあきらけき名に負ふ伴の緒こころつとめよ〔ほか〕

著者等紹介

川田順[カワダジュン]
1882年~1966年。東京都生まれ。歌人、実業家。『心の花』の同人として佐佐木信綱に師事し、住友総本社に勤めながら作歌活動を行う。ロマン的な歌風から、明快なリズムをもつ現実的な作風に移行した
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

40
#大葉子 #短歌 韓国の城の上に立ちて大葉子は領巾振らすも日本に向きて #解説歌 日本書紀巻十九の任那への救援ならず新羅に敗れ #川田順 の 私撰版。公選版にはない。島内景二の解説で比較がある。2016/01/29

うえ

8
手元にあるのは昭和十六年度版。太田道灌や秀吉、福本日南の歌を収める。秀吉「唐土もかくやは涼し西の海の浪 路吹きくる風に問はばや」道灌「二つなきことわり知らば武士の 仕ふる道はうらみなからむ」日南「思ひきや日の入る國のはてに来て 昇る朝日の景を見むとは」西郷隆盛「上衣はさもあらばあれ敷島のや まこと錦は心にぞ著る」勝海舟「國守る大臣は知るや知らざらむ 民のかまどの細き煙を」江藤新平「ますらをの涙を袖にしぼりつつ 迷ふ心はただ君のため」2020/06/01

nnnともろー

1
純粋だからこそ、危険な場合も多々ある。2016/06/23

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