日本を愛したティファニー

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309016795
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0095

内容説明

ティファニー創業者チャールズ・ティファニーとその息子のガラス作家ルイス・C.ティファニーの生涯をたどるなかで、ティファニー家と日本との深いつながりを掘り起こした画期的ノンフィクション。ティファニーの輝きの陰に秘められた芸術家一族の苦悩と日米交流史。

目次

第1章 ティファニーを創った人々―創業者チャールズと芸術家の息子ルイス
第2章 ティファニーをさがして―ニューヨーク取材旅行
第3章 新世界に輝いた光―若き日のルイス
第4章 光の叛逆―アメリカの技術革命
第5章 アメリカの挑戦―新世界の新しい産業
第6章 偉大なる厳父チャールズ―清教徒の精華
第7章 華麗なる一族―その伝説と真実
第8章 勇躍、世界企業へ―ティファニーの永遠の輝き
終章 ティファニーへの旅

著者等紹介

久我なつみ[クガナツミ]
1954年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。YMCAに英語講師として勤務するかたわら、美術を学ぶ。新制作展入選三回。関西新制作展入選二回。1998年『フェノロサと魔女の町』で第五回蓮如賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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バトルランナ-

9
南北戦争の時は軍服につけるメダルを作っていたのか。  幕府嫌いのグラバー。国禁を犯し、武器を調達。 南北戦争で無用にとなった武器の買い時を坂本龍馬と西郷隆盛は行動。海外からの供給が国内の需要を上回っていた。 最初と最後に柳田桂子の話が出て来ることで物語の深み、味わいが出て来ている。4.4点。2023/05/02

めー

1
ティファニー親子の人生を通じて書かれた南北戦争や清教徒の精神は勉強になるし、ルイスのステンドグラスにもとても興味を持ちましたが、期待した「日本を愛したティファニー」の姿があまり印象に残りませんでした。2014/05/29

fumiko212

1
ブロンクスで見たティファニーステンドグラスが素晴らしく、もっと知りたくなって借りた本。ティファニー本社とMet学芸員への取材ができていないと書いてあり文献からの推測が中心のやや残念な内容。東海岸への移民たちが繰り広げたアメリカ産業史、それにティファニー社がどう絡んで行ったのか?南北戦争との絡みなど、ティファニーを通して建国期の米国を知る読み物としては楽しめた。著書の自伝的な記述が多かったが必要だったのか疑問。2012/06/25

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