内容説明
就活で面接60回敗退の従姉・桐ちゃんは、私の一年後の姿。未来から逃れるような大学生活のなかで偶然出会った“親友の弟”が、なんだか気になって…。
著者等紹介
生田紗代[イクタサヨ]
1981年8月生まれ。千葉県在住。2003年、『オアシス』で第40回文芸賞を受賞する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。
84
私(主人公)、かなり変わってます。二十歳です。 就活中の桐ちゃんと一緒に暮らしてます。 桐ちゃんは私のいとこです。 電話でしか登場しないけど佐野(女)は小4からの友人です。 佐野弟はスーパーの女性下着売り場でアルバイトをしています。 佐野弟の事が私はけっこう気になります。 10年前の私から、10年後の私へ宛てたハガキが届きました。 あっけにとられる内容が書かれてました。 だから本のタイトルが『タイムカプセル』です。 ☆5.02021/02/10
すきま風
12
ええ!ここで終わり?!という唐突な終わり方にびっくりしました。生田さん、かなり自分好みですが、従姉妹の就活の行方、友達の弟君との淡い恋など何にも語られないまま終わってしまったのは残念だったな。ミートソーススパゲッティが食べたくなる本でした。2015/03/01
kyoko
6
大学生の日常を描いているだけですが、なぜか面白かった。2015/08/15
△
4
あれ、特に何にもないんだな…という感じのラスト。こんなもんか。将来への不安描写がリアルでよかった。佐野弟の名前はなんだったんだろね2010/10/14
もか*
3
あっさり終わった。佐野の弟が不思議過ぎる。2011/01/28