女たちの新選組―花期花会

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309015958
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

殺戮のまち、動乱の京。絶え間無く鳴る弔鐘の響き―そこで男たちは無限の夢を見、女たちは無償の愛に生きた。甲府、会津、終焉の地・箱館知られざる新選組哀歌。

著者等紹介

江宮隆之[エミヤタカユキ]
1948年山梨県生まれ。『経清記』で第13回歴史文学賞受賞。『白磁の人』で95年課題図書および第8回中村星湖文学賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

47
新選組の活躍を、女性との関係を主軸に置いて描く短編集。副長・土方歳三が主人公とも言える立ち位置に置かれているが、各章は主役が入れ替わる群像劇的な描かれ方をしている。各章にテーマとなる花が添えられていて、美しく物語を彩っている。★★★★☆2017/05/09

エル

9
新選組隊士と恋に落ちた女性たちの短編集。各章ごとにテーマとなる花があり、恋のエピソードに絡んでいく。山南と明里の話が良かった。それとお琴の独白も。正直、ストーリーより長いお琴の独白が一番良かったかもしれない。2022/01/12

ゆぅ

4
花期花会…素敵な造語。新選組のみんなの恋愛話、それぞれに花を添えて…見かけない構成になっていて面白かったです。山南さんのお話がとても好きです…歳三さんやお琴さんに惚れ直します。この本のように花と共に生きたいです。2019/07/02

しろろぞ

2
土方とお琴の恋を縦軸、隊士(芹沢とお梅、愛次郎とあぐり、ツネと近藤、山南と明里、壬生心中、沖田)の恋を横軸にして花をテーマに描かれた短編集。題名に冠された花も手伝って綺麗に纏まっているが、話によっては恋愛描写が薄いものがあったのが残念。悲恋ではあるが後味は悪くなく切ない印象だけが残る。http://memoria1.blog.fc2.com/blog-entry-54.html2013/07/10

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