内容説明
運命に翻弄された恋人たち。私たちの国には、美しくも悲しいラブ・ストーリーがこんなにもある。結ばれぬ恋に胸打たれる珠玉の物語集。
目次
第1章 北海道・東北の悲恋伝説―みちのくの空に消えたせつない恋ごころ
第2章 関東の悲恋伝説―東国に散ったふたりのはかなき思い
第3章 中部の悲恋伝説―乙女のほほを伝う別れの涙
第4章 近畿の悲恋伝説―幸せの日々はうたかたの夢
第5章 中国・四国の悲恋伝説―時を超えた想いが歌となる
第6章 九州・沖縄の悲恋伝説―燃えあがる情熱的な恋に身をこがし…
著者等紹介
木村暁朋[キムラアキトモ]
1957年、京都府生まれ。編集者としてプロダクション及び出版社に勤務し、約20年にわたり書籍、雑誌などの企画・編集を手がけてきた。その後、21世紀を区切りに独立し、執筆者としての活動を開始する。常に「不思議なこと」「片隅にあるもの」などに、深い関心を抱き、企画立案、執筆を進めている
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感想・レビュー
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さら
12
日本各地の悲恋伝説。有名なものもあれば、初めてきくような話も。地名に残っているものが多い。地元の悲恋伝説に思いを馳せるには最適の本だと思います。2013/01/21
chi.
7
全国各地に伝わる悲恋の話を集めた一冊。恋する感情は昔も今も変わらないのだと改めて思う。2019/06/22
ななお。
3
知っている話も知らない話もあって、なかなか面白かった。史跡を訪ねてみたいです。2009/09/20
ころころ
2
全都道府県の話があったのがよかったですが、やっぱり47もあるので一つ一つの話は短かくまとめてありました。気になった話は再度、自分で調べてみようと思います。2014/02/04
いっちょかみ
2
全都道府県の悲恋伝説51編(北海道・東京・滋賀・京都のみ2編)。あっさりした文章なので読みやすい反面、感情移入するには一手間かかる。ここからさらに各地の詳しい伝説・伝承を調べていくのもいいかもしれない。2013/06/14