家族同時多発介護

鈴木 輝一郎【著】

河出書房新社（2003/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 221p／高さ 19cm
• 商品コード 9784309015835
• NDC分類 916
• Cコード C0095

内容説明

父、祖母、義祖父、息子の同時介護、相次ぐ過労、重なる葬儀…。凄絶な体験をユーモアに変え、介護の現実を具体的に描く感動のノンフィクション。

目次

第１章　ボヘミアンではいられない（親の介護でがんばってはいけない；ＰＰＫは至福の符号；死神きたりて花いちもんめ　ほか）
第２章　カウアブンガ！（遺影を撮るなら自己申告；出かけるときは忘れずに；海鳴りの音がきこえる　ほか）
第３章　カーテンコールには早すぎる（毎食後には心筋梗塞；コンドルは黙って待っている；イビキは早く寝たもの勝ち　ほか）

著者等紹介

鈴木輝一郎［スズキキイチロウ］
１９６０年岐阜県生まれ。日本大学経済学部卒業。９１年『情断！』でデビュー。９４年「めんどうみてあげるね」で第四七回日本推理作家協会賞を受賞
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感想・レビュー

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[シサキ]

人は死ぬし、残された人は生きてるし。いつまでもあると思うな何とやら。実家帰りたいな。■「なぜ年をとると時間が早くなるんだろ？」「楽しいことをしてると、時間はあっという間に過ぎるでしょ。つまりね、歳をとるっていうのは、楽しいことなのよ」

2011/02/14