内容説明
青い空と海のなかで、日々黙々と「一人追い込み漁」を続ける最後の海人。その生き方が数多くの人々の共感を呼んでいる。自ら人生の全てを語り尽くす初の自伝。
目次
第1章 一人追い込み漁(一人追い込み漁;本部町;アギヤー;サバニ船団;糸満売り;戦争へ)
第2章 「たびうみ」へ(戦後から;「たびうみ」へ;「鉄漁」とアメリカー;アギヤーの頭領に;善栄、病に倒れる;沖縄、日本に復帰)
第3章 チャーガンジューヤサー(赤土汚染;沖縄海洋博;陸に上がるウミンチュたち;ウミンチュの行方;チャーガンジューヤサー(お元気ですか))
著者等紹介
仲村善栄[ナカムラゼンエイ]
1917(大正6)年国頭郡本部町健堅に生まれる。戦前、戦後の激動の沖縄で、漁師(ウミンチュ)として漁業に従事し、今なお現役で一人追い込み漁を続けている
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