内容説明
文部省唱歌がきりすててしまった、日本人の生活に根ざしたこどもたちのなまのことばと感情がひびいてくるわらべ唄の数々を、童謡研究・創作の第一人者である詩人・北原白秋があじわう、童謡鑑賞の珠玉の名著。
目次
ワラビとムジナ
つむぎ車の音
ねんねのおもり
青ブドウ
この子のかわいさ
ボタン
ボタンの庭から
もりがつらさに
与勘兵衛だこ
おはかのアヤメ〔ほか〕
著者等紹介
北原白秋[キタハラハクシュウ]
1885‐1942。福岡県柳川生まれ。詩人、歌人。『明星』『スバル』を舞台に詩歌を発表。鈴木三重吉が創刊した児童文学誌『赤い鳥』に参加、童謡の創作・蒐集・研究に尽力。作曲家の山田耕筰や中山晋平と組んで多くの童謡を世に送った
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