歴史を動かした日本語100

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309015378
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0095

内容説明

あの有名な歴史上の名文句の本当の意味を、たどり直してみませんか。「古事記」の昔から現代までを彩った100の美しい言葉を味わう、気鋭の国文学者の日本史探訪。

目次

1 古代(吾が身の成り余れる処を以て、汝が身の成り合はぬ処を刺し塞ぎて、(イザナキ/イザナミ)
其の泣く状は、青山を枯山の如く泣き枯らし、河海は悉く泣き乾しき。(スサノオ) ほか)
2 中古(四神相応の霊地也(桓武天皇)
色は匂へど散りぬるを(空海) ほか)
3 中世(源氏見ざる歌詠みは、遺恨のことなり。(藤原俊成)
…紅旗征戎吾が事に非ず。(藤原定家) ほか)
4 近世(鳴かぬなら鳴くまで待たうほととぎす(徳川家康)
流浪の望みでござります。(宮本武蔵) ほか)
5 近現代(夏も身に沁む越の山嵐(山県有朋)
児孫の為に、美田を買はず。(西郷隆盛) ほか)

著者等紹介

島内景二[シマウチケイジ]
1955年、長崎県生まれ。東京大学文学部卒業。日本文学研究、文芸評論家、電気通信大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひでっち

0
適当に読みたい箇所を読みました。心にしみたのは、土御門院の「ことわり知らぬ我が涙かな」。2009/12/12

ひろ

0
日本語の美しさや歴史、昔の人の思いのようなものに興味があり、読んでみた。よく聞く言葉やフレーズがこの人のだったのかと知的好奇心がくすぐられる。長く生きる言葉やフレーズには、美しさや心の響きなどが感じられる。また、筆者の薦める作家、小説、エッセイなどが随所に紹介され、読書の楽しみが広がる一冊だと思います。2022/01/18

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