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半熟たまご―母と子の詩集

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  • サイズ A5判/ページ数 97p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309014753
  • NDC分類 911.58
  • Cコード C0092

内容説明

母と娘、二人の言葉をひとつにした詩集。

著者等紹介

平岡淳子[ヒラオカジュンコ]
1962年横浜生まれ。17歳から詩を書き始める。2000年度産経新聞「朝の詩」年間賞受賞

平岡あみ[ヒラオカアミ]
1994年ニューヨーク生まれ。現在、東京の小学3年生。2001年度産経新聞「朝の詩」年間賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

58
母と子の詩集です。なんて素敵なアイデアなのでしょう。まだまだ未熟な女の子の詩は笑いを誘います。母親の詩からは、娘の言葉にハッとさせられた母の驚きと喜びが伝わります。例えば、【宣言】という母の詩。「大きくなったら 旅に出るんだ 強くなって帰ってくるね 物語の主人公になって 宣言する娘に いってらっしゃいと 主人公の母はこたえる」。娘さんの詩で私が気に入ったのは【いくらごはん】。「いくらごはんは わたしの だいこうぶつです。いくらは海のほうせきだから おかわりは できません」。微笑ましい母子が目に浮かびます。2020/08/17

ネギっ子gen

48
【いちばん/すきなのは/マミィ/にばんめが/しぜん/あっ/じぶんのことも/すきだった】17歳から詩を書き始め、『詩とメルヘン』などで詩を発表してきた平岡淳子さん。母親に倣い詩を書くようになった、ニューヨーク生まれの小学3年のあみちゃん。産経新聞「朝の詩」年間賞を共に受賞した、母と子の詩集。写真は母、絵は娘。母:「あみの詩には、はっとさせられますって、お手紙たくさんいただくわ。/おとながみすごしちゃうことを、みつけてくるんじゃない?」。娘:「わたしはまだ、りっぱなこどもなんだから、そこまでわからないよ」。⇒2023/05/12

ぽてち

29
親子の可愛い詩。授業参観の詩がすき。「4じかんめはおなかすくからごはんいっぱいたべてきてね」って親子逆転してる。2020/04/29

アキ

10
17歳から詩を書き始めた母より早く、ひらがなを憶えた一年生から書き始めた娘。そんな母と子の詩集です。どれを読んでも、何度読んでも、感心するばかり。母・淳子さんの詩には同じ親として共感できたり似たような経験があったことに気づいたりします。子・あみちゃんの詩はその半熟さ加減が絶妙で、愛おしくなります。2013/03/02

そら

3
親子での詩集。幸せのニュース、あったらいいなと思いました。2013/12/09

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