自殺サークル 完全版

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  • サイズ B6判/ページ数 156p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309014623
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

2002年5月。新宿駅8番線ホームから女子高生54人が集団飛び込み自殺…熱狂と怒号―渦中の問題作映画『自殺サークル』の謎の全てにこたえる監督・園子温自身による書き下ろし小説。

著者等紹介

園子温[ソノシオン]
映画監督。愛知県豊川市生まれ。『自転車吐息』で鮮烈にデビュー。『部屋』(サンダンス映画祭審査員特別賞受賞)『桂子ですけど』『うつしみ』など、一作一作、自己のスタイルを破壊しながら、独自の映像世界を展開。一方、街頭詩パフォーマンス「東京ガガガ」を主宰し、一大ムーブメントを巻き起こす。最新作『自殺サークル』は、過激で詩的なエンターテインメントとして新境地を示し、オランダなどで熱狂的に迎えられた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鬼灯の金魚草

20
「紀子の食卓」……なの?自殺サークルは見てないので判らないけど、やっぱり何一つわからない。何一つ共感できない。でも、もう一度見たいかも。2017/04/29

林 一歩

19
映画 "紀子の食卓" のノベライズとの認識で良いのかしら。自殺サークルの方は見てないからなんとも。54人の女子高生が明るく駅のホームから電車に飛び込む…というイメージが先にあって、そこから組み立てられた物語なんだと思う。その映像のイメージしか残らない、残念ながら。2014/09/14

星野

6
なんという狂気。リリィ・シュシュっぽい話かと思って手にとってみたものの、何だかあまりにヘヴィーでしばし放心状態。なんだか憂鬱になりました。過激で詩的なエンターテイメント、ってわかる気がする。何か現代社会の闇、なんて言葉突き抜けて、もはや宗教っぽかった。2010/04/08

introduction

5
のっけから衝撃的な女子高生54人の集団自殺。難しいー!考えるより感じろ的な本なのかな。たまたま縁があって、映画監督さんということしか存じ上げず読んだけれど、これは映画化されてるのか。「でも俺は、今夜、自分が死ぬはずになって初めてわかったことが一つある。それは、自殺は、決して逃げることじゃないってこと。小心者や、人生の敗北者が逃げ込む避難所じゃないってことだ。自殺ってのは、今までの過去をキレイさっぱり忘れ去ることなんだ。まったく違う自分を、ワシづかみしてえっていう強い生きる欲求なんだよ。」うーん。難しい。 2021/05/23

どどこ

5
「?」なところが多いまま、終わってしまった。 本の帯に「映画『自殺サークル』の謎の全てにこたえる」って書いてあったけど、正直 映画を見ていないので、映画は更に謎だらけなのか?と言った感想。・・だったのだけど、この本のことをサクッと調べたところ、これは映画『自殺サークル』とは違う内容なの...? 色々とよく解らないことが多いので、とりあえず映画版も見てみることにしよう。2013/06/02

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