- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
「仮に売春やってたら、本当に死んでたかもしれない」27歳女性ライター、バスルームで謎の急死。AVで処女喪失!戦慄の女性ライター27年間の生涯。
目次
1章 井島ちづるという女(文学と喘息「すごいね。学校入る前から図書館通いするなんて」;“ごく普通”の高校生「高校時代、趣味は万引きとタバコでしたね」;上京生活「うちと合わないみたいだから、今月いっぱいで辞めてくれる?」;パチンコ屋「辞める時には、とにかく大きな会社に入ろうと思ってたんですよ」 ほか)
2章 死にたいよ―やっぱり知りたい自殺の動機(緑のたぬき「それだけはやめて下さい」;死にたいよ―やっぱり知りたい自殺の動機「集まれ!語れ!自殺志願者達よ!」;「右翼活動には一生を投じるつもりです」;井島への証言1「ひと言でいうと、とんでもない人」 ほか)
3章 Show Must Go On(井島ちづる年譜 所有CDリスト/蔵書リスト;ノストラダムスに負けた女)
著者等紹介
大橋由美[オオハシユミ]
1973年生まれ早稲田大学卒業。雑誌、書籍などで取材・執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チェアー
10
井島ちづるはまったく知らなかった。ちょっと露悪的で目立ちたがり屋で、でも寂しがりやで、けどそれがうまく言えなくて。文章を書きたいと思うけれど、書けば書くほど自分の書きたいものはこれじゃない、と思ってしまうタイプだったかも。アダルトビデオに出演して、なんでもない風を装っても、心の奥の方ではかなり傷ついていたんじゃないか。本人は見たくなかっただろうけど。井田真木子と似た匂いを感じるけど、井田さんより弱くてしんどかったのだろう。彼女が亡くなったことを聞いた筆者の疾走ぶりがすごい。2020/03/27
金平糖
3
B。2020/08/20
doma
1
つらい。著者の気持ちは分かるけど思い入れが強すぎて読みにくい。あの時代の雰囲気が分かりすぎるのでいろんな意味で痛いなあ。2012/02/18
あのこ
0
何回か読み直したくなる2013/10/19
ishida
0
著者の井島に対するいろいろな思いがごちゃ混ぜで整理できていない印象。2021/08/07