内容説明
二十年ぶりに刑務所をでた共産主義者。色白の少女を手にしたスカウトマン。刺激を求めて北朝鮮へとぶ劇団主宰者。賞をねらうAV監督。重い過去をもつ不安神経症者。中学時代を振りかえる元銀行マン。そして、死体ビデオ撮影をはじめた友と、育児ジャンキーと化した妻と僕。…甘い薫りに包まれた、連作小説全七編。
著者等紹介
本橋信宏[モトハシノブヒロ]
1956年埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政経学部卒。創造的かつ退廃的な創作活動をつづける書き手として注目を集めている
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