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黒い花びら

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309013947
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つちのこ

3
著者は水原の半生を「酒・遊び・借金」、そして「破滅に向かった無頼派」という言葉で表現している。仕事を通して多少の接点があっただけに、無頼派と表現する水原に対する思い入れは強く、その破滅の人生を描き切ることによって、“無頼とは何か”を問いかけている。前著『トニー谷ざんす!』では、芸人トニー谷を“毒の花”という言葉で表現したが、水原弘にしろ、トニー谷にしろ、私たちが見ている彼らの姿は昼間の仮の姿に過ぎず、本当の姿はもっと別の、想像もできない崇高な空間にあったことを語っているような気がした。(2001.2記)2001/02/12

v&b

1
岸首相→ 「デモに行く学生もいれば、野球を見ている学生もいる」→タカをくくられるための都合のよい根拠みたいな存在(水原弘)2018/12/19

harvest moon

1
芸能人の自伝や評伝を読むのが好きだ。水原弘という歌手の存在は知ってはいたが、口ずさめる歌は2・3曲だけ。この本を読んでみて、彼のパブリック・イメージは変わらなかったが、愛憎半ばで支える仕事仲間のコメントを読むと、歌手としての才能があっての事だと思った。勝新太郎と同じく、昭和の無頼派の匂いがした。2015/11/25

nightowl

1
世の中には、生まれついての破滅気質が染み付いてる人がいる。そのことを実感した水原弘の伝記。確かに、「夢であいましょう」に出演したり懐かしの音楽を取り上げる番組で毎年「黄昏のビギン」を歌う水原弘は想像出来ない。それでも一曲ヒットの後その人気を維持するために何かプランをしっかり立ててくれる人はいなかったのだろうかと感じる。既に享楽の味を知ってしまった「君こそわが命」ではなくデビュー曲の時点で。2014/05/07

Norihiko Shr

0
http://ameblo.jp/puzz-l-riddle/entry-12098611350.html2015/11/23

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