文楽(ぶんがく)―歌謡曲春夏秋冬

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309013541
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

内容説明

言葉は、「私」を本当に伝えるか?言葉は、人と人を本当につなぐか?季節を、土地を、時を巡って、世を映し心を伝える歌―詞と音の交響・快楽の器。作詞生活33年、世に送った歌5千余曲。歌謡曲に新しい世界を拓いた阿久悠が、言葉痺せた今の日本に、息づく詞の再生を求めた、渾身の書き下ろしエッセイ450枚。

目次

春は東京にだまされる(東京;喫茶店;先生 ほか)
夏は金魚と遊びたい(金魚;殺人;林檎 ほか)
私は小指が痛くなる(小指;傘;煙草のけむり ほか)
冬は心中がしたくなる(心中;かもめ;汽車 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Keita

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阿久悠がいかに日本語を大事に愛し、時代の進歩により消えゆく風景、男と女心模様を記録しようとしたかを感じる一冊であった。彼の歌詞は短歌と俳句の要素が入っていると感じたが、歌詞だけ読んでも中々、感動は湧かない。やはりメロディーに乗せて口ずさむことで、その時代記憶と感動が残るんであろう。彼が作ったような歌がまた多く出てきて欲しいと思う。2022/12/24

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