内容説明
わたしの名前は、まりん、無数の膣をもつ女。文芸賞受賞第一作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともゑ
2
言葉や物語についての新たな神話を構築しようとしているんだろうか。まるで聖書のよう。と思ったらいきなり湯豆腐とか。何か意味が、それとも単に言葉遊びなのだろうか。全能の神のような語りは物語の作者の象徴?まりんは言葉で表わそうとする概念の象徴?となるとお前は?…など色々解釈しようとしてみた。わからん。しかしどう登場人物が動こうと全ては作者のヨ定通りなのである。2013/11/28
たぬ
1
★3 うーん・・・厨2炸裂って感じだなあ。バベルの塔をモチーフにしているところとか、文章が終始「お前は」と書かれているところとか。たくさんの兄弟、言葉のばらつき、近親相姦、聖書を参考にしているのかな?とも。しかし初期は以降の作風とだいぶ違うんだな。2018/09/01
13km
1
何についての話なのかよくわからなかった・・・。なんだか聖書ぽかったけど、イメージするのが難しい。2012/07/24
t80935
1
ひとつ一つの文が意味するところはわかるのに、文章の意味するところがわからなかった。2011/02/05
mi
1
ぐちゃぐちゃの定まらない世界、暴力。好きな文章でした。