内容説明
挫折も絶望も病いも老いも、新たな活路に踏み出すための生命の扉だ―八十歳を迎えた著者が、困難な「今」を生きるすべての人々に「自力」の思想を説く、渾身の人生論。
目次
第１部 「自力」の生命論
第２部 八十歳、勘六山の日々
第３部 苦と転生の昭和史
第４部 「しゃべるように書け」―宇野浩二・口述筆記に学ぶ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
2
この本は、私一人。水上勉さん、いいと思うけど。2009/02/24
ひろし
0
水上先生の自伝。「日本は、いまや、こころを失った、狂人の国である。経済成長だけを呪文のようにとなえているうちに奈落に落ちたのだ」2023/02/18
