あなたがいてくれるから―彩花へ、ふたたび

あなたがいてくれるから―彩花へ、ふたたび

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309012551
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

平成九年の年末に、『彩花へ―「生きる力」をありがとう』と題する手記を発表した著者の第2弾。生と死を考えさせる書。

目次

1章 あなたがいてくれるから(星に願いを;希望を抱いて;出版の決意 ほか)
2章 私たちこそ「生きる力」をありがとう―『彩花‐「生きる力」をありがとう』を読んだ人々(寄せられた感動のお手紙から;授業で本を読んだ小学生のみなさんの手紙;自主的に討論した中学生の方々からの感想文 ほか)
3章 絶望から希望をどうつむぎだすか―「生と死」を巡る山下さんとの対話(行き詰まった社会;人間であり続けることの難しさ;「物語」を創る大切さ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いっちゃん

5
前作に続いてとても前向きな本だった。事件がどうこうより、今生きている人みんなに語りかけるようなものだった。マスコミ各社が個人的に謝罪されていたり、前に訴えられてた事柄もよい方に解決していて少しほっとした。これも彼女の人柄なんだと思う。強い母と言われることに抵抗があるみたいだったけど、やっぱり強くないとこうはなれない気がする2013/10/26

コギー

1
三度目の再読。2020/07/13

コギー

1
再読。2020/07/09

コギー

1
思うところあって、図書館で借りて読む。神戸連続児童殺傷事件被害者遺族(殺害された女児の母親)の二冊目の手記。著者の山下女史も今は亡く、彼の世で最愛の彩花さんと笑って再会しているのだろう。彩花さんの死は、山下さんにとっては、苦しい、辛い、悲しいの三つの言葉だけで表現できれば容易いことであったのだろうが、それほど単純でないからこそ、心に残ったものが大きかったのがわかる。それでも、山下さんは、彩花さんの遺した「生きる力」を精一杯、発揮しきってこの世を去った。2020/07/08

一彩

0
「自分の一生という時間が有限なものであることを私たち人間は知っているのです。」2017/02/19

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