内容説明
男は少年を切り刻み、金魚鉢に入れて呟いた。「君は永遠に私のものだ…」実際に起こった猟奇殺人事件をモデルに、少年愛に走った男の倒錯した性を如実に描き出し、極限の愛の姿を浮き彫りにした衝撃の書き下ろし長篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YumiMori
3
以前読友サマが紹介していて ずっと気になってた訳ですが ついに読了。元になってる事件をググって あーーーー、もっとグロでした…久々にコレクター読みたくなる。2018/05/31
澤水月
3
昭和３２年、有名人の息子同士の耽美猟奇殺人、金魚鉢生首鑑賞、少年誘拐ホルマリン漬け。プロレスラーの息子を銭湯で見初めた棋士の息子がさらい、生首を金魚鉢で愛でた…先日逝去の稲葉真弓が小説化してるが正直あまり…。それより犯人が熱狂的につけていた日記「若松湯」（！）が読みたい…「金魚鉢に入ったあの子は、見ても見ても飽きるということがない。ホルマリン漬けになったあの子は生きているときより、いっそうかわいい」2003/02/23
詠羅＠高尾伊月マジ天使
1
隼人は相当狂ってましたが、一つ一つの行動の理由がわりとはっきり書かれていたところがよかったです それにしても本当に狂ってましたね…2014/05/06
