内容説明
「殺せ!」細胞が命じた「そしてお前も死ね!」そして突然、子どもは生まれなくなった…未来なき世代におくる予言的長篇ノベル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
25
久々に感じ悪い本を読んだ。人間が妊娠しなくなるという、じわじわと来る人類絶滅はなかなか興味深いのだが、やたら下ネタだらけで不快。結局何が言いたいのかわからないし、エログロが書きたかっただけなのか?といった感じ。エログロの描写は流し読みした。大石さんの作品はグロ有りだとはわかっちゃいるけど、まあまあ好き。だけどこれは嫌いだなぁ。2014/09/25
かりん
13
初読み作家さん。タイトルに惹かれ手にした。発想など面白く思うが、命を軽視している感があり不快感の残る何とも味味の悪い読後だった。2015/06/16
なっちゃん
11
タイトルに惹かれ借りてきました。「全世界に子供が生まれなくなる」すごい発想だと思った。未来がなくなるとは、どういう事か、考えた。ただ、発想力だけで、ストーリーは面白くないですし、後味も悪い。かなり、流して読みました2012/08/14
mame_maki
5
★★・・・タイトルと表紙に惹かれたのですが、イマイチでした。そんな短期間で人類は諦めないと思う。あまりにも『命』を軽く扱い過ぎ。2013/07/19
なって
4
発想はおもしろいんだけど、あー…って感じ。他の方のレビューにもあるように、後味がかなり悪い感じですね^^; でも、大石圭さんは好きです。相変わらずのエログロ風味、人身売買ネタですね。2012/09/03