十七歳で考えたこと

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十七歳で考えたこと

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309010410
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

30年前の孤独な高校時代の、切実な悩みを振り返りながら現代のもの思う青春に語りかける芥川賞作家の心うつ書き下しエッセイ。

目次

第1章 ぼくの登校拒否体験
第2章 なぜ高校をやめようと思ったか
第3章 「考える葦」として生きる
第4章 苦悩と絶望の中で
第5章 神について考える
第6章 小説の「深さ」を求めて
第7章 処女作『Mの世界』を書く
第8章 釈迦との出会い
第9章 復学と新たな旅立ち
第10章 登校拒否について改めて考える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スナフキン

4
三田さんは高校時代1年間休学している。その1年間について書かれたエッセー。私も高校に馴染めなかったので、若い頃かなり親近感を抱いていた作家さん。今まで読んだ著作では触れられていないことが沢山書かれていて、衝撃的だった。実は仏教よりもキリスト教に関心があったこと。物理や化学に詳しいこと。処女作『Mの世界』は埴谷雄高さんの作品の影響を受けていること。フランス語を習っていたこと。ノルマを課して読書していたこと。ただナイーブなだけでなく、自分に厳しい方だと思った。そして、他人には優しい方だと思った。2018/09/15

ユカ

2
何のために生きるのか。それは人と出会うため。 著者は読書のために高校を一年間、休学した。高校生には難しい本をたくさん読みまくり、豊富な知識が身についた。しかしやはり人と触れあっていろんな経験を得ないと人生は成り立たない。人と議論するなんて…そんなに腹を割ったことないな…。2021/01/17

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