内容説明
自分の「記憶」を探せ。不意に受けた暴行。事件の記憶は空白。目撃者たちの証言のむこうから心の扉を叩くのは誰。注目のニュー・エイジ・ノベル。第32回文芸賞優秀作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅん
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★★☆☆☆おもしろくなかったなあ。つまらないというよりも、おもしろくないというのが正直な感想。謎の暴行事件に巻き込まれた主人公が犯人探しをするのが主な筋なのだけど、ひたすら聞き込みをする流れがとてつもなく退屈。空虚感のある細部が狙ったものなのか、主人公の空虚さを反映したものなのか、受け取り方に困ってしまったところもある。とりたててダメなところもないのだけど、長所や見どころに乏しくて、読んだあとにも空っぽな感覚しか残らなかった。2016/12/30
勧善寺藍(かんぜんじ あい)
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結局あの隕石はなんだったのか・・・2015/11/21