内容説明
ハネムーンの24日間、二人に何があったのか。初めて解かれる日本側の資料と証言から、短く終わったマリリンとディマジオの愛の生活に秘められた悲劇の真相を克明に描く、感動のノンフィクション。
目次
ジョー・ディマジオ
ドロシーからマリリンへ
マリリン・モンロー
突然の結婚へ
日本へのハネムーン
ホテルに入って
女優より家庭婦人に
川奈へ
ディマジオとモンロー、西へ
広島で何が起こったのか〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キャッスルグレンギャリ
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署名ではディマジオが先ですが、二人の結婚はモンローが主役、不世出の大リーガーディマジオは脇役でした。それは、二人が結婚したときモンローはキャリアの絶頂に差し掛かる頃、一方のディマジオはすでに引退し、その「名声」で余生を送っていた時期だったからです。上り坂と下り坂が交差したのが日本でのハネムーン中だったと解き明かすのが本書のテーマです。野球と映画が好きな私は、興味が尽きず一気に読んでしまいました。モンローと交流のあった人は皆その人柄に惹かれていることが印象的でした。2015/12/12