内容説明
笑いとざわめきと官能にみちた童話の国を夢み、旅する、長野まゆみの残酷物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
86
タイトルは可愛らしいですが、内容は全く違う雰囲気です。どこか残酷で官能の色すら見えました。有名童話をベースに、長野さんの世界に昇華しているのが美しい。大人と子供の狭間で漂うような空気感が綺麗で酔いしいれてしまいます。純粋だけれど怖さが混在する童話とも言えるでしょうね。好みでした。2018/03/24
クラミ♬
23
表紙やイラストは童話っぽいけど、けっして行ってみたくはならない世界観だった☆でも原作の雰囲気を壊してるわけではなさそう…いやいやむしろこっちがリアルな感じなのかも(^^;)2017/07/19
まゆら
8
エログロとはこのことか…と思いました。個人的に苦手なほうじゃないので大丈夫だろうと思っていたら、思いのほかスカ描写が多くて(´×`)しんどくなりました。御小水を飲むとは…汗) 割と上級者向けな内容だと思います、夏至南風や雪花草子より更にエログロでサディスティックな描写が多めです。中々刺激的な読書でした。2013/05/26
152
5
「にんじん」は私的ツボに結構はまった。苦しいけど嫌いじゃない。2012/01/17
ゆゆゆ
5
グロい、グロいと聞いていたので覚悟ができていたのかすんなり読めました。他の長野作品とは毛色が違うけど私は嫌いじゃないです。2011/10/14