内容説明
時空を超えた、宇宙大の世界をうたう、新鮮な歌集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
10
短歌結社「詩歌」にて、前田夕暮の長男である前田透に師事した後、1984年より歌人集団「かばん」創刊メンバーとして所属。「窓にきてうかがう雪のあるゆえにとぎれがちなる会話もやさし」「藍よりも愛はつめたし 夜の窓を右舷となしてきらめくピアノ」不思議な魅力に満ちた歌集だ。2023/07/15
あや
4
敬愛する井辻朱美さんの歌集でいちばん繰り返し読んだ歌集。はるかなときとおいところを詠みたいとあとがきに書いてある。井辻さんの歌集は最近ほぼ全部買い集めた。それくらい好きな歌人さんであります。2020/03/15