世界が驚く日本のすごい科学と技術―日本人なら知っておきたい

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世界が驚く日本のすごい科学と技術―日本人なら知っておきたい

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  • サイズ 46判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784305709608
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C0040

出版社内容情報

7000 年受け継がれる漆、奈良の大仏のめっき技術、世界初の全身麻酔、世界最強ネオジム磁石、EV の要「リチウムイオン蓄電池」、照明を変えた青色LED、人工知能の将棋など、日本が世界に誇る文化や発明、科学、技術を、ベストセラー『絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている』(ダイヤモンド社)の著者が、縄文時代~現代の流れに沿って紹介。日本で発明された技術を歴史的に位置づけるとともに、日本の科学技術史の過去・現在の「光」を浮かび上がらせ、現在・未来を担う人々を応援する内容です。



【目 次】

まえがき/?次/01 七〇〇〇年受け継がれる縄文の美「漆」/02 七〇〇〇年前の縄文時代のヒスイの玉作り/03 日本独自の砂鉄と木炭からの鉄作り「たたら製鉄」/04 いかなる地震でも倒れない?法隆寺の五重塔がスゴい/05 一四〇〇年の歴史を超え進化する和紙/06 おいしく長期保存するための発酵技術漬物・醤油・味噌/07 金ピカな東大寺大仏を造ったのは最先端のめっき技術/08 継承された古代技術の粋「日本刀」/09 一〇五四年かに座の超新星の記録が残る『明月記』/10 膨大な時間をかける天然藍染め/11 江戸時代の人の屎尿の肥料へのリサイクル/12 江戸在住医師たちによる革命的翻訳事業/13 四〇〇〇万歩を歩き通して日本地図を完成した伊能忠敬/14 医療の暗黒時代の終焉へ/15 江戸時代から存在した珍しい朝顔や金魚/16 「酸素」「窒素」などの化学用語は江戸時代に創られた/17 発明王・田中久重の「からくり」作りの心が進めた日本技術の近代化/18 世界で初めて日常生活で使える乾電池を作った屋井先蔵/19 コッホに師事し、近代日本医学の礎を築いた北里柴三郎/20 ノーベル賞級と絶賛されたタカジアスターゼとアドレナリンの発見/21 工場制手工業から機械工業へ豊田佐吉の動力織機/22 「甘味」「酸味」「苦味」「塩味」の基本味に加わった、日本発祥の「うま味」/23 世界初の化学療法剤は、秦佐八郎らが開発した梅毒の治療薬サルバルサン/24 日本人を脚気から解放した鈴木梅太郎のオリザニン/25 日本人の伝統的な食文化、和食が世界に認められた/26 今日のがん研究の道筋をつけた山極勝三郎・市川厚一の人工がん実験/27 アルマイト加工はアルミニウム中心の軽金属時代をつくった/28 世界で初めてブラウン管に文字を表示させた高柳健次郎/29 レーダーから電子レンジまで現役の大発明「分割型マグネトロン」/30 昭和天皇の即位式で実証された日本の写真電送技術/31 第二次世界大戦の行方も変えた八木・宇田アンテナ/32 中谷宇吉郎が明らかにした様々な雪の結晶が生まれる条件/33 世界最強のアルミニウム合金「超々ジュラルミン」/34 深刻な大気汚染から日本を救った脱硫・脱硝・集じん除去技術/35 今日の内視鏡診断に大きく寄与した杉浦睦夫の胃カメラ/36 ご飯炊きの重労働から主婦を解放した世界初の全自動炊飯器/37 トランジスタの黎明期、多数の

内容説明

全64テーマ。日本の科学と技術の粋が世界を動かした。

目次

第1章 縄文時代~江戸時代(七〇〇〇年受け継がれる縄文の美「漆」;縄文時代のヒスイの玉作り ほか)
第2章 明治時代~昭和時代(戦前)(発明王・田中久重の「からくり」作りの心が進めた日本技術の近代化;世界で初めて日常生活で使える乾電池を作った屋井先蔵 ほか)
第3章 昭和時代(戦後)(深刻な大気汚染から日本を救った脱硫・脱硝・集じん除去技術;今日の内視鏡診断に大きく寄与した杉浦睦夫の胃カメラ ほか)
第4章 平成時代~令和時代(高輝度青色発光ダイオード(青色LED)の実用化が照明を変えた
炭素だけでできた新素材ナノカーボン(フラーレン、ナノチューブ) ほか)

著者等紹介

左巻健男[サマキタケオ]
1949年生まれ。東京大学非常勤講師。元法政大学教授。『RikaTan(理科の探検)』誌編集長。千葉大学教育学部理科専攻(物理化学研究室)を卒業後、東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻物理化学講座を修了。専門は理科教育、科学コミュニケーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

100
時代別に64の技術が紹介されているが、縄文時代の漆工芸、弥生時代のたたら製鉄が白眉。これは凄いと興奮。その後、明治から昭和初期にかけての高峰譲吉、池田菊苗、鈴木梅太郎らの化学分野での画期的な発明にワクワクするが、戦後の事例は冴えない。チキンラーメン、電卓、ウォークマンなど、科学技術というより製品開発ばかり。トンネル効果の江崎玲於奈博士がアメリカへの頭脳流出第一号になり、最近では光触媒の藤嶋昭先生が上海理工大学に転出するなど、世界が驚く研究も日本では不遇である。古い時代の事例ほど感動すること自体が悲しい。2022/06/21

kaz

2
見出しを追い、気になる内容のみ解説を読んだもの。見出しを眺めるだけでも、日本人として知っておきたい技術が数多くあることがわかる。解説を読んだものは限られるが、それぞれのエピソードも興味深い。日本国内で多様な発明を活かせる体制になっていれば良いのだが。図書館の内容紹介は『漆、たたら製鉄、全身麻酔、からくり、ブラウン管、瞬間油熱乾燥法、リチウムイオン電池、青色LED、iPS細胞…。世界を動かした日本の科学と技術の粋を、時代の流れに沿って紹介する』。 2022/10/12

やまけん

1
一つの技術は4ページほどしか割かれていない分、多くの技術の概要やざっくりとした歴史を知ることができました。 後で調べてみようと思えるものが多かったです。2023/08/06

林芳

1
日本の科学と技術の開発の数々が書かれています。その中で気づいたことに、戦前までの日本の開発に派生する海外での開発はドイツの記述が多く、戦後になってくるとアメリカの記述が多くなるということです。また、事実をそのまま伝えるという形の書き方になっていますが、振り返ると、様々な思いが書き手にもあることが窺えるように思いました。2023/01/14

クロネ

1
日本初の色んな分野の科学技術64話。幅広い分野の技術がわかりやすくまとめられている。生物系専攻の私には、機械系は少し難しかったが。これからの日本初の技術はどんなものか出てくるのだろう。本書にも少し書かれているが、近年海外への研究者の流出が言われる日本では、難しいかもしれない。2022/08/13

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