宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ<br> 嘘つきは殺人鬼の始まり―SNS採用調査員の事件ファイル

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宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
嘘つきは殺人鬼の始まり―SNS採用調査員の事件ファイル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299028051
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

累計75万部突破「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズの著者が描く新作は、就職活動!?
SNSの裏アカウント特定を生業とする塩崎真人は採用面接中の学生のSNSの調査をする。アナウンサー志望の灰原茉百合は裏アカウントを持ち、そこでデリヘル嬢をしていたことが発覚し、不採用となった。茉百合に存在をつきとめられ責められた塩崎は、なんやかんやでバディを組むことに。塩崎たちは、あるSNSアカウント主が殺人犯ではないかと疑うも警察は証拠がないと動けないと言われ、ふたりは証拠集めに乗り出すことに。しかしその矢先、塩崎の裏アカ調査に利用していた本アカウントの人物が何者かに殺害される。責任感の強い茉百合に感化された塩崎は、絶対絶命の危機に陥りながらも、驚天動地の真相にたどり着く!

内容説明

就活生のSNSアカウントを探して特定し、個人情報を企業に密告する―インターネット上専門の探偵・潮崎真人は、彼の調査のせいで就職試験に落ちたといって押しかけてきた大学生・茉百合をアルバイトとして雇うことになる。しかしある日、茉百合が見つけたとあるアカウントをフォローしてからというもの、真人がネット上で知り合った人々が、次々と殺人犯の標的にされはじめ…。

著者等紹介

佐藤青南[サトウセイナン]
1975年、長崎県生まれ。第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『ある少女にまつわる殺人の告白』にて2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

82
SNSの裏アカを特定し、企業に密告するネット限定の探偵潮崎。調査対象の一人が殺人犯だと言い出したバディは、彼のせいで内定取り消しになったと乗り込んで来た女子大生。謎を説いていく過程や、犯人との接触もSNSを駆使する中盤以降は面白く読み進めていけた。潮崎のキャラから結末があんな風になるとは想像できず……実はその後って続編出たりして。 2022/11/16

よつば🍀

74
文庫書下ろし作品。ライトな印象だがサクサク読めて面白かった。以前、就活の応募者を採用担当者がネット検索するという記事を読んだが、この物語はそれを更に極めている。主人公・潮崎真人は就活生のSNSアカウントを特定し、個人情報を企業に密告する探偵。本アカから裏アカウントを探し出し、対象者の裏の顔を暴く、なんともえげつない仕事だ。潮崎のせいでアナウンサー試験に不採用となった大学生・茉百合が乗り込み、二人でSNSを駆使しながら連続殺人犯を追っていく。SNSの恐怖に怯えていると終章とエピローグで二重の衝撃にやられる。2022/06/05

ま~くん

65
SNSの裏アカウントを探り出し、企業の採用担当者に受験者の裏の顔を報告する。そんな商売が本当にあるのか。局のアナウンサー試験の内定を勝ち取った茉百合は、裏アカを発見され内定取り消しに。裏アカを見つけた探偵と何故か連続殺人事件の解明に挑む。誰を疑い、誰を信用したらいいのか。辿り着いた真相は結構衝撃的だった。人はどこで、どんなことで他人に恨みを買うか分からない。男という生き物はつくづく弱い。そして未練がましい。でもそんな探偵にエールを送る自分がいる。人生で一番大切にしなければならないのは家族と再認識しました。2022/10/21

ミーママ

58
図書館の本📚️ ネットの世界って凄いなーって改め思った‼️ ラストは衝撃的。 佐藤青南にはまりそう。 2022-89 2022/10/22

えりこんぐ🐤

55
うん、SNS怖い。皆さんそんなに裏アカってのを持ってるんでしょーか。主人公の借金まみれクズ探偵の語り口がコメディなので、まさかあの結末になるとは思わず...読後感微妙(・・;) 【図書館】2022/09/10

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