これでいいのか裁判員制度

これでいいのか裁判員制度

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784286057378
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0095

内容説明

徴兵制に類する。難事件は裁けない。被告人には制度選択権がない。法科大学院制度との整合性を欠く。特別裁判所である。裁判官の独立を侵す。裁判の公平を害する。二十一世紀の裁判はこれでは駄目。国家・国民・その他どの立場から見ても無理がある。元最高検検事が一刀両断的に解説。

目次

第1章 裁判員制度はどんな制度か
第2章 裁判員制度ができるまで
第3章 陪審・参審との比較
第4章 こんなに欠陥がある
第5章 憲法違反の裁判員制度
第6章 最高裁判所に一言
第7章 二一世紀の裁判制度
第8章 まとめ―一般市民のために

著者等紹介

田邉信好[タナベノブヨシ]
1936年神戸市生まれ。1960年司法試験合格。その間、刑事学の第一人者正木亮法学博士に師事し門下書生となる。1963年検事任官。神戸・大阪各地検で活躍。高知地検次席検事、大阪高・地検の部長、法務大臣の命によりフランス・イタリア・スイス・イギリス・アメリカ合衆国の犯罪情勢を視察。京都地検次席検事、旭川地検検事正、最高検察庁検事、岡山地検検事正を歴任。1996年検事退官。神戸地方法務局所属公証人。日本公証人連合会理事、神戸公証人会会長を歴任。現在、兵庫県弁護士会所属弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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