作曲家・人と作品シリーズ<br> ハイドン

個数:

作曲家・人と作品シリーズ
ハイドン

  • ウェブストアに9冊在庫がございます。(2024年05月21日 07時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784276221734
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C1073

出版社内容情報

定番伝記シリーズの23作目は、満を持しての『ハイドン』。「生涯篇」では、気鋭のハイドン研究者である著者が、“ハイドンの精神”に則って、その人生で起きたさまざまな出来事を、あたかもその当時にタイムスリップしたように描写している。ハイドンの音楽のような文体は、小気味よく整然としており、偉大な作曲家の人生を一気に読み通すことができる。

一方の「作品篇」では、コンパクトながらも音楽の内容にまで踏み込んだ記述がされており、各作品の創作背景や概要が手に取るように理解できる。交響曲、弦楽四重奏曲、クラヴィーアソナタといった主要なジャンルは時代別の特徴に詳しく、後期の大作である《天地創造》や《四季》などのオラトリオは、作品ごとに解説されている。さらに膨大な作品群については、バリトン三重奏曲に至るまで「ジャンル別作品一覧」で作品番号とともに一望でき、作品目録としても大変便利。すべての音楽ファンに手にしていただきたい一冊。

内容説明

小気味よい筆致で描かれる新しいハイドン像!あなたは、ハイドンをどれだけ知っていますか?「世間から隔絶されていたので、独創的にならざるをえなかったというわけです」(ハイドン)離宮エステルハーザを自らの実験工房にした作曲家の生涯と作品がここに。すべての音楽ファン必携の書!

目次

生涯篇(ローラウ今昔;心地よい歌声を持つ少年―幼少期;音楽家として生きる―ウィーンでの青年時代;孤絶が生んだ独創性―エステルハージ家時代一(一七六一~一七七九)
高まる名声、深まる孤独―エステルハージ家時代二(一七八〇~一七九〇)
自由への旅―ロンドンのハイドン(一七九一~一七九五)
老齢の輝き―ウィーン時代(一七九六~一八〇三)
蝋燭の灯は静かに消えゆく―引退、余生)
作品篇
資料篇

著者等紹介

池上健一郎[イケガミケンイチロウ]
1978年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部史学科日本史学専攻を卒業後、同哲学科美学美術史学専攻に学士入学し、音楽学を志す。同大学院文学研究科を修了した後、ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてヴュルツブルク大学音楽研究所に留学。ハイドンおよび同時代の作曲家の作曲スタイルに関する研究で博士号(Ph.D.)取得。ハイドンとブルックナーを中心とする18~19世紀のドイツ音楽を専門とする。現在、京都市立芸術大学准教授。ほかに慶應義塾大学の非常勤講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろべると

8
作曲家ハイドンの一般的なイメージは、「地味」の一言だろう。長年田舎の宮廷楽長として仕えた平穏な生涯は、モーツァルトやベートーヴェンと比べるべくもない。そんな生活をボヤいていたハイドンだが、その名声は欧州中に広まっており、後年は主君の死を機にロンドンに渡り大成功を収める。その音楽もキャラのままで、一見地味でマジメなだけのように見えて、実はウィットに富んだ愉しく味のある曲が多いのだ。長い間、私が2番目に好きな作曲家であるハイドンを取り上げた本は滅多になく、気鋭の若手研究者が一般向けに書いた本書は待望の一冊だ。2023/06/25

kenitirokikuti

7
図書館にて。音楽之友社の作曲家◎人と作品シリーズの『ハイドン』である。2023年刊行。そういやこのシリーズにハイドンはまだ入ってなかったなぁ。〈ハイドンほど知名度のわりに軽く見られがちな存在はいないのではないか。〉(あとがき)。現代の音楽家でいえば、ジョン・ウィリアムズみたいな?▲こうやって一冊の伝記にまとめると、ハイドンの勤勉さに感心してしまう。2023/09/09

Wataru Hoshii

5
ハイドンの精神で書かれたハイドンの伝記。そんなにドラマチックではない音楽職人ハイドンの人生をよくよく眺めると、彼の職歴と作品との関係が見えてくる。これまで私はエステルハーザ滞在はハイドンにとって抑圧的だったのではないかと想像していたが、むしろその閉ざされた環境が彼の個性を作った(さらに言えば西洋音楽史における古典派のスタイルを確立させた)という視点はなるほどと思った。さらにその先のロンドン行きにつながるのも納得。これからは「告別」ではなく「おわかれ交響曲」、「驚愕」ではなく「びっくり交響曲」と呼ぼう。2023/04/07

Tatsuo Ohtaka

3
クラシックの大作曲家で、評伝がとても少ないハイドン。本書はその渇をいやしてくれるだけでなく、読みやすい文章でハイドンの生涯を判りやすく紹介。後半の作品篇も簡潔で、資料編とともに理解を深めるのに役立つ。これは買いだ。2023/05/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20627773
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品