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内容説明
これはプッチーニが自作について語った正確な記録であり、そしてイタリアで読み継がれてきた財産でもある。解説されているオペラは『マノン・レスコー』『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』『西部の娘』『つばめ』『三部作』。日本語版のみの特徴として、詳細な注釈、参考文献一覧、使われている音楽用語やテンポ表示の解説、初演劇場、関連人物紹介など、訳者による綿密な研究資料を付けた。オペラ研究家、プロから学習者まで、プッチーニ解釈の第一次資料として必携の本。
目次
Pucciniの十戒
第1章 Manon Lescaut
第2章 La Boh`eme
第3章 Tosca
第4章 Madama Butterfly
第5章 La Fanciulla del West
第6章 La Rondine‐Il Trittico
著者等紹介
リッチ,ルイジ[リッチ,ルイジ][Ricci,Luigi]
1893年イタリア、ローマ郊外のRocca di Papaに生まれる。Milano Teatro alla Scala、Roma Teatro dell’opera等、イタリアの主要オペラ劇場のマエストロや舞台音楽監督を務めた。1990年代中期に活躍した名指揮者たちとは共同してオペラの上演に尽力。特にVictor de SabataやTullio Serafinの親密な協力者として有名であった。またmaestroとしては、tenoreの歌手Beniamino Gigliや同じくGiacomo Lauri Volpiを一流の歌手に育てた。1981年没
三池三郎[ミイケサブロウ]
1933年小浜市生れ。1959年東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。1965年RomaのConservatorio di Musica Santa Cecilia及びSienaのAccademia Musicale Chigianaに留学、主としてGiorgio Favaretto氏に師事する。尚美音楽学院、東京音楽大学、武蔵野音楽大学、東京芸術大学で声楽実技の個人指導に勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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