内容説明
スローフードは、つまり、スローライフなのだ。ぼくたちはもうそろそろ、スローフードの真髄に出会わなければならない。
目次
第1部 ますますファストフード化する世界(生きものたちの失われた時間と空間;「ダーウィンの悪夢」から漁業の今をのぞく;食のプロも意外に知らない食品添加物のこと;遺伝子組み換えはほかの問題とつながっている;哀しきファストフード)
第2部 スローフードがつくる新しい世界(共に生きる、共に食べる;食べることで生きかえる)
著者等紹介
島村菜津[シマムラナツ]
1963年、福岡県生まれ。東京芸術大学芸術学科卒。『エクソシストとの対話』(小学館)は21世紀国際ノンフィクション大賞優秀作
辻信一[ツジシンイチ]
文化人類学者、環境運動家。16年の北米での海外生活を経て、明治学院大学国際学部教授。「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表や環境文化NGOナマケモノ倶楽部世話人として、“スロー”“GNH”などをキーワードに、数々の環境文化運動や環境共生型ビジネスに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。