出版社内容情報
原発事故以降の里山の変化を調査した記録。モンシロチョウや赤とんぼなど、生き物たちを通して「自然とは何か」を考えます。
福島第一原発事故以降の里山の変化を写真と文章で解説。モンシロチョウ、セイタカアワダチソウ、アキアカネ、イノシシなど、生き物たちの姿を通して自然とは何かを考えます。
【著者紹介】
【永幡嘉之・写真・文】 1973年、兵庫県生まれ、自然写真家。山形県を拠点として昆虫類を中心に動植物の調査と保全にあたる。日本チョウ類保全協会理事。著書に『白畑孝太郎―ある野の昆虫学者の生涯』(無明舎出版)、『巨大津波は生態系をどう変えたか―生きものたちの東日本大震災』(講談社ブルーバックス)などがある。
目次
生きもののすみかにおこったこと(何を調べればよいのか;消えたモンシロチョウ;セイタカアワダチソウの黄色い海;アキアカネはどこへ;タカメをめぐる食物連鎖;サケのゆくえ;わがもの顔のイノシシ;食べつづけるノスリ)
生きものの体におこったこと(科学者たちの取り組み;ヤマトシジミから学ぶこと)
調べ続ける人びと(通ってくる研究者;地域に根ざした調査;たて糸とよこ糸)
人間の手による変化(はぎとられる表土、刈りとられる草木;けずられる山、埋められる谷;くらしはとりもどせるのか)
当たり前の光景とは
著者等紹介
永幡嘉之[ナガハタヨシユキ]
1973年生まれ、兵庫県出身。自然写真家。日本チョウ類保全協会事務局員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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