内容説明
医師の日野原重明さんが、赤城山の麓、渡瀬渓谷の美しい山あいの里に、詩画作家・星野富弘さんを訪ねた。健康について、人生の転機について、平和と未来について、ふたりの尽きぬ語らいには、いのちの躍動と輝きがあった。
目次
新緑の季節にあなたと
ふたりの言葉
プロローグ ふたりの出会い―山の向こうの美術館で
いのちを語る
エピローグ 対談を終えて
著者等紹介
日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
医学博士。1911年、山口県生まれ。37年、京都帝国大学医学部卒業、同大学院修了。後にアメリカのエモリー大学に留学。聖路加国際病院の内科医、院長を経て、現在は聖路加国際大学名誉理事長・名誉学長、聖路加国際病院名誉院長、ライフ・プランニング・センター理事長他。人間ドックを開設し、予防医学、終末期医療の普及に尽くすなどの貢献が認められ、99年に文化功労者、2005年に文化勲章受章。現在も現役医師として活動するほか、ミュージカルのプロデュースや小学生への「いのちの授業」など、多岐にわたる働きをしている
星野富弘[ホシノトミヒロ]
詩画作家。1946年、群馬県生まれ。高校時代に器械体操と登山を始める。70年に群馬大学教育学部卒業後、中学校の体育教諭となる。同年6月、クラブ活動指導中に頚髄を損傷し、首から下の運動機能を失う。9年間に及ぶ入院中、口に筆をくわえて詩や絵を書き始める。79年の最初の作品展以来、現在も国内外で「花の詩画展」が開催されている。91年、故郷に東村立(現・みどり市立)富弘美術館オープン。来館者が650万人となる。2006年、群馬県名誉県民、11年に第1回群馬大学特別栄誉賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
一彩
空旅
ゆか