一人飲みで生きていく

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一人飲みで生きていく

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  • サイズ 46判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784255012490
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「いいですよ、一人飲み。人生が変わりますよ!」
―「ほんとですか?」

人見知りでも、話がうまくなくても、いいお店を知らなくても大丈夫。
「持たない暮らし」でおなじみイナガキさんが会得した、一人でも楽しく飲み食べるための振る舞いかた。「一人飲みの極意12か条」も収録!
初めての店に入り、カウンターに座る。それだけで、あなたはもう一人ぼっちではない。


気が向いた時に一人でふらりとどこかの店に入り、行きずりの人たちの中に紛れ込んで、周囲にそこはかとなく受け入れてもらい、自分も周囲の人を受け入れながら、ただの無名の人間としてリラックスしてその時間を楽しむだけである。

それだけで、腹も心も十分満たされるはずだ。自分は一人だけど一人きりじゃないんだと、腹の底から感じることができるはずだ。というか、人付き合いなんて、人生なんて、案外それで十分なんじゃないだろうか。インスタのフォロワーがゼロだろうが、フェイスブックの投稿に誰も「いいね」を押してくれなかろうが知ったことか。隣の見知らぬ酔っ払いと一瞬会釈し、ひと時の暖かい食事の場を共にすることさえできれば、案外その後しばらく元気に生きていけたりする。それがわかれば、人生は随分と楽チンである。
(本書より)


「一人飲みの極意12か条」(抜粋)

・一人客用の席に座るべし
・間が持たなくなってもスマホをいじってはいけない
・最初の酒は素早く注文すべし
・食べた(飲んだ)後は、店の人に感謝を込めてひとこと感想を伝えるべし
・まずは、カウンターの向こうにいる店の人と会話を始めるべし ほか・・・・


スマホの向こう側の誰かじゃなく、目の前の人と繋がる術。
仕事帰りに、出張先で……いい感じの店で飲みたいと思っても勇気が出なかった私。一念発起し目指すは「車寅次郎」、失敗をしながらも、店になじみ歓迎される「一人飲みの作法」を見いだすうちに気づいたのは、一人飲み=社会に自分の居場所を作り出すコミュニケーション術だということ。大金も情報も人脈もない、ただの私のままで受け入れてもらうには。世の中で孤立しないために、誰でもできる身近な解決法を伝える一人飲みエッセイ。

内容説明

いつの時代も真実はひとつ。貯金じゃない、保険じゃない、出世じゃない。必要なのはちょっとした勇気だ!一人飲みで人生が変わった私の物語。「一人飲みの極意12か条」収録!

目次

1章 「一人飲みできない」とはどういうことか(どうしても一歩が踏み出せない;追い詰められてスタートライン ほか)
2章 いざ突撃!(真夏の夜の大作戦;「あ、いらっしゃい」に救われる ほか)
3章 発表!一人飲みの極意12か条(「一人客の多い店」を選ぶべし;一人客用の席に座るべし ほか)
4章 居酒屋店主に聞く(我らはどう見られているのか?)
5章 一人飲み、一歩前へ!(常連のススメ;店選びで失敗しない? ほか)

著者等紹介

稲垣えみ子[イナガキエミコ]
1965年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社入社。大阪本社社会部、『週刊朝日』編集部などを経て論説委員、編集委員をつとめ、2016年に50歳で退社。以来、夫なし、子なし、冷蔵庫なし、ガス契約なしの「楽しく閉じて行く生活」を模索中。日本酒好きとしても知られ、イベントを手伝ったり主宰したりと普及活動にも励む。『もうレシピ本はいらない』(マガジンハウス)で第5回料理レシピ本大賞料理部門エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡部敬史/おかべたかし

130
いい本ですよ。ほんとそうだと思うことばかり書いてある。俺も一人飲みで生きていきますよ。《ただ気が向いた時に一人でふらりとどこかの店に入り、行きずりの人たちの中に紛れ込んで、周囲にそこはかとなく受け入れてもらい、自分も周囲の人を受け入れながら、ただの無名の人間としてリラックスしてその時間を楽しむだけである》《隣の見知らぬ酔っ払いと一瞬会釈し、ひと時の暖かい食事の場を共にすることができれば、案外その後しばらく元気に生きていけたりする。それがわかれば人生は随分と楽チンである》 2022/02/13

ジュール リブレ

86
一人飲み指南本。12か条には納得。一人で飲みに行くのはあまり好きではないけれど(だったら家飲み)出張ひとり飯の時に同じような思いを抱く。食べログの名店は予約必須だったり一人では敷居が高かったり。のんびりできて美味しくてそれなりに混んでて寂しくも無し。そんな居心地のいいお店に出会えるとうれしいものです。2022/05/20

ネギっ子gen

50
【一人飲みとは、人生の罠から抜け出し、真に自由な人生を歩み出すための第一歩】さりげなく一人飲みができるようになりたいと徒手空拳で修行を繰り返し、ついに「極意」を掴むに至った経緯を綴った書。<奮闘努力の甲斐あってなんとか傷だらけになりながら修行を終えた私、よほど酔いが回ったのか、50歳で長年勤めた会社をあっさり早期退職しまして、以来、夫なし子なし定職なし、仕事をしたりしなかったりしながら、近所のおっちゃんおばちゃんと「今日は蒸すね~」/などと声を掛け合いつつのほほんと暮らす>、フーテンの寅の如き生活を――⇒2024/03/28

かずぼう

38
文章が上手いな〜と思って経歴みたら元記者か。酒井順子さんをイメージさせる。で、女性の1人飲みですね、率直な感想『周りに気を使いすぎじゃね、コレじゃ酒とツマミを楽しむどころじゃないんじゃないの』って感じです。もっと気楽でも良いと思うけどな~お店の人もインタビューで言ってたが。私が飲みに行く理由『そこに旨い酒とツマミがあるから』2023/06/27

Hiroshi Ohno

34
1人飲みを制するものは老後を制す。然し乍らもはや老後なので時既に遅し。そもそもそうまでして1人飲みに出かけたいとも思わないし何より先立つモノがない。ただ、本書は居酒屋に限定することなく広く社会生活を営むうえでの人との付き合い方や己の立ち居振る舞いについての指南本とすれば大いに納得できる。それとて後は消え去るのみの自分にはもはや関係ないのだが「1人のみ」で生きていくと決めているので気が向いたら純粋な「1人飲み」にでも出かけてみるかな。 ☆☆☆★★2022/09/03

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