出版社内容情報
物性物理の研究に不可欠の最先端実験技術から,強磁場,超高圧の技術,ナノスケールでの構造解析の手段としての走査プローブ顕微鏡の3部門を取り上げ,これらの技術の最新の姿と,それによって何ができ,何が明らかになるかを解説する
内容説明
本書は現代の最先端実験技術のうち、強磁場、高圧、ナノスケール観測の3つの極限技術の最新の姿と、それによって何ができ、何が明らかになるかを解説したものである。
目次
1 超強磁場(磁場と電子;強磁場の発生と測定;強磁場磁性 ほか)
2 超高圧(高圧と物質構造;超高圧発生方法;超高圧下の物性)
3 走査プローブ顕微鏡(走査プローブ顕微鏡とは;走査プローブ顕微鏡と分解能;走査プローブ顕微鏡と極限計測 ほか)
著者等紹介
三浦登[ミウラノボル]
1941年東京都に生まれる。1968年東京大学大学院工学系研究科博士課程中退。現在、東京大学名誉教授・工学博士
毛利信男[モウリノブオ]
1941年北海道に生まれる。1965年北海道大学大学院理学部修士課程修了。現在、東京大学名誉教授、埼玉大学理学部教授・理学博士
重川秀実[シゲカワヒデミ]
1955年広島県に生まれる。1980年東京大学大学院工学系研究科博士課程中退。現在、筑波大学物理工学系教授。工学博士
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