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アメリカ・ジェンダー史研究入門

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  • サイズ A5判/ページ数 328,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784250210044
  • NDC分類 367.253
  • Cコード C3022

内容説明

補完的歴史から領域論、そしてジェンダー史へ。進化し続ける視座が、女たちの歴史を刻み直す。フェミニズム運動と連動し、発展してきたアメリカの女性=ジェンダー史。その最前線から、人種・民族・階級が重層的に交差する社会の歩みを描く。

目次

アメリカ女性史研究の展開―その興隆からジェンダー史へ
先住民女性にとっての「新世界」―植民地主義とジェンダー
キリスト教共同体のなかの女性
新たな共和国の建設に向けて―アメリカ革命と女子教育
市場革命と女性
ブリンマー大学とスペルマン大学の創設期を通して見る一九世紀後半のアメリカ
家庭・コミュニティ・国家―革新主義時代のジェンダー
女性と「帝国」
女性参政権運動
戦時動員と大衆消費社会を生きる女たち―第一次世界大戦期から一九二〇年代まで
大恐慌と働く権利―既婚女性に対する雇用差別からの考察
第二次世界大戦期の軍需産業と女性労働者―カリフォルニア州リッチモンドのカイザー造船所を事例として
冷戦期の日米関係とジェンダー
アメリカ・フェミニズムの現在―第三波フェニズムなのか

著者等紹介

有賀夏紀[アルガナツキ]
1944年生まれ。埼玉大学教養学部教授。Ph.D.(歴史学)

小桧山ルイ[コヒヤマルイ]
1957年生まれ。東京女子大学現代教養学部教授、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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miichan

1
政治・労働・宗教・消費・メディアなど、様々な角度からジェンダー史を考察している。やはり、どの学問においても性別の固定観念というのは反映されているものだなと実感。また、現在のジェンダー観も、歴史的な文脈の中で整理されている。現在は特に主張が分化していて、一概にひとくくりにできないのが難しいところか。2016/02/20

ゼラニウム/フウロソウ科

0
図書館にない2023/08/12

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