おじいちゃんとの最後の旅

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おじいちゃんとの最後の旅

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  • サイズ B6判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198651626
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8097

出版社内容情報

スウェーデンを代表する児童文学作家
ウルフ・スタルク最後の作品。
挿絵は、
アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を
受賞した絵本作家キティ・クローザー。

おばあちゃんが亡くなって、いま、
ぼくのおじいちゃんは病院に入院している。
おじいちゃんは、かなり口が悪い。
きたない言葉ばかり使うので、パパは、
おじいちゃんのお見舞いに行きたがらない。
でも、ぼくはおじいちゃんが好きだ。
おばあちゃんと二人で暮らしていた家に
死ぬ前に一度もどりたいという
おじいちゃんのために、
ぼくはカンペキな計画を立てた。

パパやママには、サッカーの合宿に行くと
うそをつき、
パン屋のアダムに協力してもらい、
フェリーに乗って、
島にあるおじいちゃんの家に行った。

病院にもどると、おじいちゃんは
天国でおばあちゃんに再会するときのために
きれいな言葉を使うことにすると
いいだし…?

切ない現実を、巧みに、かつユーモアを交えて
描く作風が人気のウルフ・スタルク。
胸を打つ、最後の作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

78
頑固で口が悪いけれど、そんなおじいちゃんが大好きな男の子。入院しているおじいちゃんは、最後におばあちゃんとの思い出の家に戻りたいと言い出した。男の子はおじいちゃんと病院を抜け出して、最後の旅に出る……。作者のスタルクが自分の祖父をモデルに描いた物語だそう。でもむしろ、この作品の直後に亡くなったスタルクが自分を投影しているように思いました。最後までおじいちゃんと分かり合えない男の子のパパは、自分は父親に愛されていないと思っていたのかな…。2023/05/01

☆よいこ

71
児童書。がんこで口が悪くて怒りっぽいおじいちゃん。お父さんとは全然タイプが違うおじいちゃんが、ぼく(ウルフ)は大好き。足を骨折して手術をしたおじいちゃんはだんだんと弱ってきた。ウルフはおじいちゃんと病院を抜け出し、おじいちゃんの家に一晩帰る計画を立てる。サッカーの合宿に行くと両親に嘘をつき、周到に準備をした。船に乗り、おじいちゃんと島の家に着いたウルフは、亡くなったおばあちゃんの姿を幻に見る。おばあちゃんに天国で会いたいと言うおじいちゃんは、汚い言葉を改める努力を始める▽2017年に亡くなった著者の遺作。2020/10/13

モモ

60
ウルフと祖父は、祖父が住んでいた島へ出かける。もう長くない祖父にとって最後の自分の家への帰還。ほしかったのは、亡き妻が作ったコケモモのジャム。そこには祖母の時間と思いがつまっていて、祖母はジャムの中で生きていると祖父は信じている。そして自分が生きている間、ずっとジャムを持たせると言い切る。妻への深い愛を感じる。少し言葉遣いが悪い祖父とウルフの父は折り合いが悪い。天国で会う祖母のために言葉遣いを直している祖父は、父との関係改善のためにも言葉遣いを直そうとしたと感じる。ウルフ・スタルクの遺作。とても良かった。2021/01/11

NAO

58
児童書。おばあちゃんが亡くなって入院している頑固者のおじいちゃんと孫の秘密の旅。おじいちゃんとぼくの交流は、ユーモラスでほのぼのとしているし、おじいちゃんの願いにもしみじみさせられるが、その一方で、おじいちゃんと出かけるための「サッカーの合宿」という嘘に両親は何の疑問も感じずいっさい確認もしないのが気になる。おじいちゃんと息子の繋がりの希薄さ、大人の愚かしさを強調しているのだろうが、ちょっと共感しかねた。 2022/12/21

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

45
心臓が悪く余命も短い祖父の最後の願いを叶えるため、奮闘する孫との触れ合いのお話。ユーモアもあり、切なくも温かいお話がとても良かったです。ウルフ・スタルクさんは初読みでしたが彼の遺作との事。2021/12/20

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