出版社内容情報
国境沿いの小さな村を舞台にした、アメリカのコールデコット賞受賞作家によるほのぼのとした幼年童話。
ルイージは、国境の近くの村にすむ男の子。毎週土曜日、バスにのってとなりの国にバイオリンを習いに通っています。いつも、バスにはへいたいさんが乗りこんで、密輸をする悪い人はいないか調べます。あるときから、鼻の長いへいたいさんが乗りこんで、ルイージのサンドイッチの中身をのぞいたり、ケーキをぐちゃっとつぶすようになりました。バイオリンの先生は、そのへいたいさんをこらしめようと…? カラー挿絵たっぷりの幼年童話。
【著者紹介】
1903-1975年。ニューヨークの美術学校を卒業後、彫刻家として活躍。児童文学作家E.エスティスと出会い、『百まいのドレス』(岩波書店)等の挿絵を手がける。『たくさんのお月さま』(徳間書店)がコールデコット賞を受賞したのち、子どもの本に専心するようになり、自作の絵本・児童文学を多数残した。日本で紹介されている本に、『ピーターサンドさんのねこ』(あすなろ書房)『いっしょならもっといい』(偕成社)『やさしい大おとこ』(徳間書店)ほか多数。
内容説明
ルイージは、国境のちかくの村にすむ男の子。まいしゅう土よう日、バスにのって国境をこえ、おとなりの国のバイオリンの先生のところへかよっています。バスにはいつも、国境けいびのへいたいさんたちがのりこんできて、密輸をする悪い人はいないか、しらべます。さて、あるときから、新入りの、鼻の長いへいたいさんが、ルイージのおべんとうやケーキをしらべるといっては、サンドイッチをめくったり、ケーキをつぶしたりするようになりました。おこったバイオリンの先生は、いじわるなへいたいさんをこらしめてやる、といいますが…?世代を超えて愛されつづけている、アメリカのコールデコット賞受賞作家が贈るユーモラスで、ほのぼのとした幼年童話。小学校低・中学年~
著者等紹介
スロボドキン,ルイス[スロボドキン,ルイス] [Slobodkin,Louis]
1903‐1975。ニューヨークの美術学校を卒業後、彫刻家として活躍。児童文学作家E・エスティスと出会い、『百まいのドレス』(エスティス作・岩波書店)等の挿絵を手がける。『たくさんのお月さま』(サーバー作・徳間書店)がコールデコット賞を受賞したのち、子どもの本に専念するようになり、自作の絵本・児童文学を多数残した
こみやゆう[コミヤユウ]
小宮由。1974年、東京に生まれる。大学卒業後、児童図書出版社に勤務。その後、留学をへて、子どもの本の翻訳・編集に携わる。東京・阿佐ヶ谷で、家庭文庫「このあの文庫」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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