御松茸騒動

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198638887
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

松茸取れなきゃクビ?! 高価で貴重な松茸をめぐり、江戸時代にも大騒動が。直木賞作家が描く時代小説。

江戸中期、松茸は幕府への貴重な献上品であり、松茸狩は尾張藩主が好む一大行事であった。算術が得意な江戸育ちの尾張藩士・小四郎はそれを生かして藩財政の立て直しを夢見ていたが、なぜか「御松茸同心」を拝命。尾張の山守に助けられながらも松茸不作の原因を探る日々が始まった。やがて小四郎は、山に魅せられ、自分の生きる道を切り開いていく――。数式でははかれない世界がそこにはあった! 直木賞作家が描く、傑作時代小説!

【著者紹介】
1959年大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。コピーライターとして広告制作会社に勤務後、独立。2008年「実さえ花さえ」で第三回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、同作でデビュー。『すかたん』『花競べ』『ちゃんちゃら』『ぬけまいる』。今最も注目されている時代小説作家のひとり。『恋歌』で第150回直木賞受賞。最新刊は『阿蘭陀西鶴』。

内容説明

松茸とれなきゃクビ!?頭の切れる若き藩士が、御松茸同心に飛ばされた!殿への上納2000本は用意できるのか?やる気のない面々に囲まれて、藩士・小四郎は右往左往する。やがて、幕府に蟄居を命じられた傾奇大名・徳川宗春公の幻影までちらついて…。

著者等紹介

朝井まかて[アサイマカテ]
1959年、大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年、第3回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞してデビュー。受賞作は『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』と改題され、講談社文庫に収録。2014年『恋歌』で第150回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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