生き残る企業のコ・クリエーション戦略―ビジネスを成長させる「共同創造」とは何か

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198631604
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

内容説明

従業員、顧客、サプライヤー…すべての関係者の体験と交流こそが、企業を強くする原動力だ。世界的経営学者C・K・プラハラードの革命的ビジネス手法を発展させた話題の書。

目次

第1部 コ・クリエーション型企業こそが成長する(成長の原動力は「コ・クリエーション」;参加型プラットフォームで感動体験を生む;アイデアのコ・クリエーションを行う方法;事業ネットワーク内の関係者とのコ・クリエーション;社会的生態系を形成する ほか)
第2部 経営のコ・クリエーション(コ・クリエーションで企業を改革する;経営者たちの新しい意思決定の方法;ビジネスのやり方を双方向から変える;戦略プロセスを開放する;制度改革のコ・クリエーション)

著者等紹介

ラマスワミ,ベンカト[ラマスワミ,ベンカト][Ramaswamy,Venkat]
ミシガン大学(アナーバー)ロス・ビジネススクールのマーケティング教授、電子ビジネスのホールマン記念フェロー。思想的指導者として、またはアイデア実践者として、世界的に著名な存在である。アイデア創造、戦略、マーケティング、ブラント設定、IT、業務運営、組織の人間的側面の分析など、幅広い分野に及ぶ学者として研究を行うかたわら、主要雑誌に数多くの記事を執筆している。C・K・プラハラードと共同執筆した『価値共創の未来へ』は、革命的なビジネス理念としてコ・クリエーションを提唱し、話題になった

グイヤール,フランシス[グイヤール,フランシス][Gouillart,Francis]
コ・クリエーションの実践のために設立された会社、エクスペリエンス・コ・クリエーション・パートナーシップの創設者、会長。コ・クリエーションを利用し、戦略策定能力、アイデア創造能力、変革能力を構築する世界有数の専門家として、世界各国のさまざまな企業でコンサルティングや講演を行っている。マサチューセッツ州コンコード在住

尾崎正弘[オザキマサヒロ]
PRTM東京オフィスのディレクター/パートナー。大手エレクトロニクスメーカにて13年間に渡り製品開発・事業開発に従事した後、1999年にPRTM東京オフィス立上げに参加。以降、コンサルタントとしてエレクトロニクス、精密機械、製薬を中心に国内外企業の組織・オペレーション改革をサポート。2005年7月より現職。現在、PRTMにおける製品/サービス・イノベーション分野におけるグローバルリーダーの一人。研究開発マネジメント、グロービスマネジメントレビュー等のマネジメント誌に論文を執筆する他、国内経営大学院においてオペレーション戦略の講師を務める

田畑萬[タバタヨロズ]
PRTM東京オフィスのディレクター/パートナー。大手エレクトロニクスメーカーにおいて半導体製品の海外セールス・企画などに従事後、戦略系コンサルティングファームで製造業の企業戦略および事業戦略策定をサポートする。2000年よりPRTMに入社、以降、コンサルタントとして多くのライフサイエンス企業の事業戦略、研究開発マネジメント改革、セールス&マーケティング改革をサポート。2008年7月より現職。現在、PRTM東京におけるライフサイエンス・グループ・リーダーの一人。日米の医薬業界誌への多くの論文を執筆する

山田美明[ヤマダヨシアキ]
英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わらびん

2
事例が載っていて解りやすいが、反面こじつけのようなきもした。コクリエーションといっているが、特に新しいことではなく、周りを巻き込めるか、巻き込める仕組みを作れるか、だと思う。2011/07/05

koji

1
コ・クリエーションの戦略策定プロセスは、多様な関係者を参加させ絶えず進化させ、企業が従来の枠を超えて、知識を学び、増やし、共有し、活用していくもので、個人と組織の関係を変えていきます。大衆社会における消費の概念は複雑化し、先行者利得により市場を独占する企業が現れる一方で、極めてマニアックな愛好家がネットを通じて一つのコミュニティを形成しています。しかも、消費の持続性がなく製品ライフサイクルが超短縮化していることは間違いありません。この飽きっぽい大衆を、共創で括る是非が議論がありますが、ユニークな視点です。2011/11/01

tomokogi

1
「生き残る企業のコクリエーション戦略」読みました。価値共創という考え方は、前からありますが、最近の事例に落として、特に、ユーザー(顧客)との共創(コクリエーション)を強調した名著。ユーザーは、単なるユーザー(使用者)ではなく、コクリエーターであるという考えを再確認しました。技術経営に取り入れたい。2011/05/28

Ich_co

0
巻末の要点まとめが親切な一冊。ステークホルダーと共に創るという、恊創プラットフォーム(それは決してハイテクなシステムに限らない)を核にした新しい取り組みの事例研究集。まじめです。私はプラットフォームの理念の大事さとか、コミュニティに対する真摯さとか、基本のキを指差し確認しました。オープンイノベーション、マス・コラボレーション、クラウド・ソーシング等の概念との違いも確認。ノマドブームの中、別の選択肢となりうる「しあわせな」組織のヒントはここにあるかも。 「ラボ」の論理的必然性。2012/04/11

Dice/K

0
まず、この本が9年前に出版されたということに驚いた。そして、多くの企業が同様のコ・クリエーション戦略を取ろうとしてレッドオーシャン化している(参加者の時間も有限なので...)ことと、顧客側を意識し過ぎてて迷走しているケースもあるなと感じた。本書でダンスに例えるケースがあるけど、パートナーの女性を意識し過ぎて、ダンスがいつの間にか日本舞踊になっているという感じで2020/08/08

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